湖南省:60代の法輪功修煉者が不当連行
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 【明慧日本2014年7月28日】湖南省長沙市の法輪功修煉者・周徳元さん(61)は3月29日、警官により不当に連行された後、3カ月以上拘禁されたが、まったく情報がないという。

 周さんは1998年に法輪功を学んでから、心臓病・胃病・腎臓病・頭痛・子宮筋腫などの疾病が短期間で回復し、さらに、以前の焦りがちや争いやすい性格も改善された。周さんは買い物をする時に金銭の面で争わず、商品に対して文句を言わず、市場で一番礼儀正しい客として尊敬されている。

 周さんを連行した理由は、警察側によると、周さんが自宅で法輪功の資料を作成したことだという。3月29日、周さんは連行されたと同時に、家のコンピュータ・プリンタなどの個人物品も「物証」として没収された。当日、長沙市の警官10数人が出動し、しかも周さんの自宅周辺で長い間にわたって監視した。

 長沙市民の周知の通り、長沙は治安状況が悪く、自転車・電動車・自動車・財布などを盗まれる事件は、ますます増える一方である。警察に届けを出しても、警官は「人手不足」の一言で済ませ、少しも改善していない。しかし今回、周さんを連行した場面を見て、民衆は「人手不足」の原因が分かった。つまり、良い人を目指している法輪功修煉者を連行するために人手を使い、悪人を捕まえるのに手が足りなくなったというわけだ。

 3月29日、周さん以外にまた8人の法輪功修煉者が連行された。情報によると、長沙市の警官は手柄を立てるため、「重大事件」を企んでおり、法輪功修煉者に対して迫害を強化している。現在、周さんを含めて、7人の法輪功修煉者に対して「逮捕状」を発付した。周さんは現在、長沙市第四留置場に拘禁されている。

 国内外の人々に対し、周さんと他の法輪功修煉者らが一日も早く家に帰ることができるよう、助けの手を差し伸べ、道義を支持するよう呼びかける。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/15/294726.html)
 
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