山西省太原市の女性学習者に不正裁判
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 【明慧日本2014年9月12日】山西省太原市の法輪功学習者・李愛蓮さん(50歳女性)は同市女子留置場に拘禁され、5カ月後の8月5日、 古交裁判所で不正裁判を受けた。法廷で、弁護士は「法輪功を練習していることは罪になりません。法輪功の資料を配布することも違法行為ではありません。李さんは無罪です」と話した。現在、李さんは極度に痩せ、迫害によって歯が抜けたため、食事をすることも困難になっているが、留置場で引き続き拘禁されている。

 李さんは市内の古交屯蘭鉱機械修理工場で会計の仕事をしていた。会社の同僚は、李さんが法輪功を学んでいて、「真、善、忍」を信奉していることを知っており、「李さんは仕事を真面目にこなし、嘘をつくこともなく、心も優しく良い人だ」と称賛した。

 しかし、法輪功を学んでいるとして、李さんは中国共産党当局に迫害を加えられた。李さんは何度も連行され、洗脳班、刑務所などに拘禁されて拷問を受けた。洗脳班で、李さんは真冬に服を脱がされ、風が吹きつける場所に数時間にわたって座らされた。刑務所で6日間、李さんは睡眠を許されず、4人の男性警官にスタンガンで電気ショックを加えられて殴られた。李さんの歯はほとんど殴られたときに落とされ、数本しか残っていない。

中共酷刑示意图:多根电棒电击
拷問のイメージ絵:数本のスタンガンで
一斉に電気ショックを加えられる

 今年3月12日午後4時過ぎ、李さんは桃源小区で法輪功の資料を配ったとき、桃園派出所と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、太原市留置場に拘禁された。その後、3月24日、李さんは逮捕状を出された。

 留置場の悪い環境で李さんの歯はまた、抜けてしまい、食事をすることが困難になり、痩せてしまった。それで、李さんは緊急に援助を求め、弁護士と面会することを要求した。

 しかし、8月5日、李さんは不正裁判を受けた。法廷で弁護士が無罪を弁護したにもかかわらず、李さんは解放されなかったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/29/296640.html)
 
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