湖南省の夫婦に重刑判決 4歳の息子が孤児に
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明慧日本2014年10月12日】湖南省湘潭(しょうたん)市の法輪功学習者・鄭燁さん(42歳男性)、扶先華さん(35歳女性)夫妻は、警官により強制連行されてから8カ月後、秘密裏に判決を下された。鄭さんは不当に懲役8年、扶さんは7年の実刑判決を言い渡された。4歳になる息子、水清くんは孤児となってしまった。

 鄭さん夫妻がこのような重刑判決を受けたのは、鄭さんたちが法輪功を修煉し、「真・善・忍」に従う良い人になることを中国共産党が恐れたためである。

邓烨身份证照片
鄭燁さん
扶先华身份证照片
扶先華さん

 1月16日、鄭さん夫妻は自宅で湘潭市610弁公室の警官らによって強制連行され、法輪功の書籍、コピー機、携帯電話など多くの物を押収された。2人はそれぞれ湘潭県留置場、同市留置場に入れられ、すでに8カ月にも及んでいる。

 警官は家族の面会も許可せず、2人に対する裁判がいつ行われたかも教えることはなかった。水清くんは、両親が何処に行ってしまったかも知らず、幼稚園の友達が親に送り迎えされているのを見て、いつも泣き叫んでいる。家族は涙に耐え、言葉にもならなかった。両親と離れた環境の中で、このあどけない子どもがどのように育っていくのか、想像もつかない。

 扶さんは湘潭市留置場に強制的に血を抜かれた。連行されてから1カ月後、鄭さんは湘潭市留置場に移され、そこで血液を抜かれた。鄭さんの家族は9月に入ってからこの事実を知り、戸惑った。鄭さんと同じように迫害を受けて血を抜かれた法輪功学習者で、劉立炎さんという人がいたが、劉さんは6月に迫害により死に至ったという。鄭さんの親族は、何度も解放を求めたが、返ってきたのは冷ややかな眼と度重なる批判であった。

 鄭さんの父親は9月12日、湘潭市の市長に宛てた手紙でこう述べている。「私の息子夫婦は法輪功を修煉しているという理由で、市の留置場に拘束されました。 数日前に、彼らが血を抜かれて採血検査をされている事実を知りました。これは私に、生きたまま人の臓器狩りをし、それを売買するという事を思い出させました。事態の進展に少しばかりの関心を持っていただければ幸いです」。だが、得られた返答は「裁判を待つように」というものだった。

 しばらくの後、裁判所は2人に対して秘密裏に判決を下した。鄭さんの家族は、この事に対して悲しみと憤りを覚えた。

这是邓烨与刘立炎第一次被强抽血的地方
2人はかつて何度も迫害に遭った

 扶先華さんは医師。扶さんは法輪功を修煉し、民衆に真相を伝えていたため、株州白馬壠労働教養所に拘束されていた。2008年5月29日、扶さんは警官に連行され、洗脳班で迫害を受けた。

 鄭燁さんは、湘潭市鋼鉄工場錬鉄場の職員。2001年に強制連行され、懲役6年の不当判決を宣告された。沅江赤山刑務所、郴州刑務所に拘束された後、2007年3月に心身ともに苦しめられ、解放されて帰宅した。         

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/26/298212.html)
 
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