河南省の裁判所 70代市民に懲役12年の不当判決
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 【明慧日本2014年10月16日】河南省の新郷市裁判所は6月、法輪功学習者・王紀州さん(73)に懲役12年、学習者・李瑞芳さんに懲役5年の不当判決を下した。現在、李さんは河南省女子刑務所に、王さんは鄭州刑務所に拘禁されている。

 昨年11月29日、同市衛北派出所の警官ら20数人が王さんに家宅捜索を行い、現金、パソコン、プリンタ、携帯、法輪功の資料などを押収した。王さん宅を訪れていた李さんも共に連行された。王さんは身体検査で基準に達しなかったため留置場に入所を拒否され、翌日に重病のため一時出所となった。李さんも検査で引っ掛かったが強制的に留置場に入れられた。

 今年の正月前、王さんと李さんは再び連行され、新郷市牧野区裁判所で4月29日に開廷され、6月に判決を宣告されることとなった。

 そのほか新郷市の年配の法輪功学習者2人が不当に懲役に処せられた。

 新郷市の法輪功学習者・鄒隆玉さん(70歳女性)は昨年8月に市内の耿黄派出所の警官に連行され、家宅捜索を受けた。その後、懲役3年の不当判決を下され、河南省女子刑務所に拘禁されている。

 同市の法輪功学習者・付善清さん(66歳女性)は昨年連行され、その後、懲役3年の判決を下された。警官らは付さんを刑務所に拘禁してから家族に知らせたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/13/298933.html)
 
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