拷問具:束縛服(写真)
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 【明慧日本2014年6月23日】束縛服は、中共(中国共産党)当局が法輪功修煉者を迫害する拠点でよく使われている拷問具の一つである。

 この服は帆布(はんぷ:材質は綿または麻、平織りで織られた厚手の布)で作られ、袖に25㎝ほどの長い帯が付いている。用途はもともと心神喪失状態に陥るか、精神的に不安定な精神病患者の行動を制限するために用いられたものである。着用した人は動けば動くほど締めつけられ、全身が動けなくなる仕掛けになっている。

 この拷問を受けた人のほとんどが、肩、肘、腕の関節や筋、骨が破壊され、身体障害者となる。長時間着用させられた人は、背骨が断裂して激痛が走るか、苦痛に耐えられず死亡する場合もある。

拷問の実演:束縛服

 河南省第三労働教養所(許昌労働教養所とも呼ばれる)は、転向を目的に上記の拷問を法輪功修煉者に加えてきた。修煉者は両手を後ろ手にして束縛服を着せられ、足を縛り上げられる。その状態で体を逆さにして宙につるし上げられる。さらに耳にはイヤホンをつけられて法輪功を誹謗中傷するデマを再生し、布で口で塞がれるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/19/293614.html)
 
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