河南省:法廷で裁判長らが被告人を陥れる
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 【明慧日本2014年5月9日】河南省南陽市の内郷県裁判所は3月14日午前9時、法輪功修煉者・張沢文さんに対する不正裁判を開廷した。法廷の場で裁判長・裁判官・検察は互いに結託し、被告人の無罪を主張する弁護士の答弁を妨害しただけでなく、数回にわたって裁判の続行を中止した。

 当日午後2時30分から、裁判所は引き続き裁判を開廷したが、結果を伝えないまま、「再審理を延長する」と宣告した。弁護士はこれに対し、罪のない被告人に罪の証拠を加えるため、証拠不足と偽りながら、証拠の整理と収集に時間がかかるとの理由で今回の二審を取り止め、次の裁判まで待てと言うなら、まさに被告人の上訴権を無視し、当事者の人権を蹂躙したに等しいのではないか」と非難した。

 その後、弁護士は張さんの案件を調査し、「裁判官は偽物で、被告人に不利になるよう机を敲いたり、声を出したりする方法、暗号で指示を出していた。また、検察が提示した法的プロセスに従わず罪名に偽証拠、偽証言などが多く見られた。さらに、裁判中、数回にわたって一時休廷して被告人を陥れるよう作戦を練っていた。一審での懲役7年の不当判決と、今回の二審で原審を維持するための再審の延長は、すべて裁判所・検察庁・公安局が結託した結果だ」という。

 今回の裁判は、南陽市中級裁判所(高裁にあたる)の開廷通知を受けた張さんの家族は3月13日午前9時、内郷県裁判所に駆け付けたがかなり長い時間待たされたあげく、突然、裁判の時間を翌14日午前9時に変更された。

 張さんは昨年6月27日午後、南陽市国家安全局・610弁公室の警官に連行された。

 同年9月8日、内郷県裁判所は610弁公室などの指示を受け、張さんに対する不正裁判を開廷し、懲役7年の不当判決を宣告した。そして、家族と弁護士が上訴して二審を求めたが、さまざまな理由でそれを拒否してきたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/29/289293.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/14/187.html)
 
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