河南省の元教師 不当裁判に直面
【明慧日本2014年8月23日】河南省汝州(じょしゅう)市の法輪功学習者・常新欽さん(50歳男性)は、平頂山外国語学校の元教師。1996年に法輪功を学び始めた常さんは、真善忍の教えに基づいて行動し、周りから高く評価されている。常さんを迫害していた国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官も学校での常さんの人気に感心したという。
常さんは法輪功を学んでいるとの理由で、6年間拘禁されて労働教養を強いられ、1年間監視されていた。2009年に鄭州刑務所から解放された後、学校側から解雇され、住む場所もなくなった。
今年6月22日、常さんが神韻公演を収録したDVDを配っていた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、汝州市王寨郷派出所の警官により連行された。午後4時過ぎ、同市公安局国保大隊・隊長と王寨郷派出所の警官ら3人が常さんの自宅で家宅捜索を行い、パソコン1台、ノートパソコン1台、家財などを没収した。
常さんは現在、汝州市留置場に拘禁されている。今月上旬、同市検察庁が常さんを尋問し、裁判所に起訴することを企んでいる。現在、常さんの弁護士がこの件に介入したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)