四川省の法輪功学習者2人 不当判決宣告される
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 【明慧日本2014年10月20日】四川省南充市の嘉陵区裁判所は8日午前9時、法輪功学習者・章軍さん、明紹林さんに対して不当に裁判を行い、懲役4年の判決を宣告した。

 不正裁判に加担したのは裁判長・龔祥(35歳男性)、検察・秦占(40代男性)および裁判官・周明君(50代男性)、周雪梅(50代女性)である。当日、裁判所の近くには大量の特別警察が配置された。

 弁護士は裁判所に入った時、警官に不当にボディーチェックを要求されたが、強く断ったという。

 章さんの父・章丕明さんは法廷に息子がサインした委任状と本人の身分証明書を提出し、自ら弁護人としての身分を表し、息子に弁護する意志を伝えた。しかし、裁判長は親子の証拠がないとの理由で拒否した。

 また、裁判長は何度も弁護人と被告2人の弁護を阻止した。

 さらに、弁護人は法廷でいわゆる物証を確認した時、押収リストとの内容が全く異なっていることを発見した。弁護士の質問に対し、検察は何も答えられなかったが、裁判長は「問題ない、数量の違いは判決に影響が出ない」と言い出した。

 章さんと明紹林さんに対する裁判は1日かかった。その多くの時間は故意に検察に当てられた。午後6時ごろ、裁判所は章さんと明紹林さんに懲役4年の実刑判決を宣告したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/12/298842.html)
 
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