北京市:11年間拘禁された男性 再び不当に実刑判決
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 【明慧日本2014年11月23日】法輪功学習者・徐化全さん(50歳男性)は中国で有名な北京大学を卒業した優秀な人材であった。しかし、徐さんは法輪功を学んでいるとの理由で、労働教養所に3年間、刑務所に8年間拘禁されたが、先日再び懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。

 徐さんは北京大学で修士号を取得後、北京市発展改革委員会に就職した。その後、徐さんは日本の企業に転職し、マネージャーになった。1999年7.20後、徐さんは法輪功に出会い、学び始め、人間の生きる意味がわかるようになった。

 しかし、2001年に徐さんは連行され、海淀区派出所の警官に拷問された。5、6人の警官は徐さんの手足を掴んで固定し、ライターで徐さんの左胸部を焼き、乳首の一部を焼き落とした。その後、徐さんは労働教養処分1年を下された。

中共酷刑示意图:火烧炮烙
拷問のイメージ図:火傷をさせられる

 団河労働教養所に拘禁された徐さんは、暑い日に焼けるような太陽の下に立たされ、3本のスタンガンで電気ショックを加えられた後に24時間ベッドに縛りつけられ、眠ることを許されないなどの迫害を受けた。徐さんを眠らせないように受刑者らはゴムで徐さんの眼球、顔を打ったりして徐さんを苦しめた。

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる

 2002年11月7日午後、太陽宮派出所の警官は暖房を修理するという口実で、徐さんの自宅に不法侵入し、徐さんと妻を連行し朝陽区留置場に入れた。 その後、警官は誰もいない徐さんの自宅から現金5000元、150元分の切手、パソコン、プリンタ、外国語を勉強する機材などを持ち去った。

 同年、徐さんは8年の判決を宣告された。当局の圧力の下で、妻は徐さんと離婚した。

 そして、徐さんは前進刑務所に収容された。刑務所で徐さんは独房に拘禁されるなどの迫害を受けた。

 2010年11月6日、徐さんはやっと刑務所から出られたが、2011年3月、地下鉄の駅で警官に連行され労働教養処分を下され、新安労働教養所に拘禁された。2013年、教養所が解体し、同年の8月8日、徐さんは解放された。

 しかし先日、徐さんは再び連行され懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。現在、徐さんは手足にかせをつけられ北京市西城区留置場に拘禁されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/11/300135.html)
 
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