ニューヨークの西洋人大法弟子の修煉体験(二)
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文/ニューヨークの西洋人大法弟子 

 【明慧日本2014年11月2日】第三に、発正念は全身全霊を投入して行わないといけないことを認識しました。発正念の時間は休憩を取る時間ではありません。同修たちよ、鉄ほどの堅い意念をもって強大な念力を集中して、「滅」という字を念じましょう。時には頭がぼうとして集中力が落ちますが、そんな時こそ集中力を強化しなければならない時なのです。大法弟子は本当にすべてを放下でき、強く師父を信じて全身全霊を投入して発正念することができれば、出したエネルギーは比類のないほど強いものだと私は思います。

 今回の神韻ニューヨーク公演を、私は幸運にも観させてもらいました。私はダンサーと演奏者から放った強いエネルギーを見ました。そのエネルギーは劇場一面を金色に染めました。また、劇場の中に無数の佛、菩薩、道、神と師父の法身がいました。

 劇場の中のエネルギーは本当にとても強くて、一部の観衆は耐えられなくて途中で退場しました。また、師父の法身が弟子一人一人の上あるいは後方に立って弟子たちの法輪を飛ぶように速く回させて、エネルギーを放たせています。法輪のエネルギーは観衆の心を正させています。

 一方、私はあまり良くない現象も見ました。一部の弟子は師父が言及されたネバネバの物質を放ちました。神韻公演に対してマイナス面の考えがある時、あるいは神韻の持つ衆生を救う力を疑う時、彼らは一種のネバネバする物質を放って神韻の力を弱くさせ、神韻が衆生に恩恵を及ぼすことを妨げました。大法弟子のマイナス思考が起こしたマイナスの力の巨大さに、私はとても驚きました。

 師父は『大法弟子とは何か』で、「皆さんが本当に協調を取ることができ、十分な正念を持ち、問題にぶつかったら内に向けて探し、修煉を始めたばかりのときのような情熱を持ってほしいと思います。常人のように、数分後、熱意が冷めてしまい、終わってしまうようではいけません」と説かれました。大法弟子全員、特に古い弟子は師父のこの言葉を再三に咀嚼するべきと思います。修煉の年月が長ければ長いほど、倦怠になっていないかを自省するべきと思います。古い学習者にとって、日常生活においての一つ一つの思想はきわめて肝心です。自分の思想を気ままにさせてマイナス面の物質を放っていないか、それとも金剛の意志で思想を制御していますか? 古い学習者の思想はとても大きいエネルギーを持っています。そのエネルギーはプラス、あるいはマイナスの作用を果たすことができ、神韻のチケット販売に深遠な影響を出しています。すべての大法弟子は法を正す過程においてプラスの力を働いたか、それともマイナスの力を働いたかについて責任を取らないといけません。最後に私たちは自分の演じた役、果たした作用に責任を取らないといけないので、このことを厳粛に対処しないといけないと思います。

 大法弟子になれることはどれほど幸運なことでしょう。私たちは本当にその機縁を大切にしていますか? 師父は『各地での説法六・二〇〇四年復活祭ニューヨーク法会での説法』で「皆さんは法を正すことと共に歩んできたからです。大切にすべきです。必ず歩んできた道を大切にしてください。自分が歩んできた道を大切にしてはじめて、皆さんはこれからの道を正しく歩むことができます」と説かれました。

 その言葉はどのような意味でしょうか? 大法弟子として師父は常にそばにいらっしゃることを、私たちは知っていますか? 師父は『米国法会での説法・ニューヨーク法会での説法』に説かれた「皆さんは私本人に会えないのですが、実は修煉さえすれば、私はあなたの身近にいます。修煉さえすれば、私はあなたに最後まで責任を持つことができ、しかも私は時々刻々皆さんを見守っています」の通りです。

 それでは、修煉の道においての一歩一歩を大切にするべきではありませんか? 実は、師父が我々のためにされたことを、私たちは命を尽くしてもそのご恩に応えることはできません。はじめて第5式の功法を煉る時から、私はそれを分かっています。座禅を組んだ時、師父の法身は私の体内にある、ある宇宙世界を正して、その業力を滅していると私は感じて、そのために業が消えます。その宇宙は正の方向に向けて回転しはじめて、私の体内でその宇宙世界と相応する部分は痛みを感じ始めました。――そこはちょうど私が長期にわたって執着を放下できない場所です。その時、痛みに耐えて執着を捨てるか、それとも執着を掴んで正されることに対抗するかを、私は選択できます。多くの修煉者は苦痛に耐えたくなく、執着心を除去して法に同化することもしたくないが、長い間に病業に苦しまれることに対して不平不満をこぼします。どんな執着に足を引っ張られて病業の苦痛から抜け出せないかを、私たちは誠実に内に向けて探さなければなりません。私たちに対応する宇宙世界を正すことは、他の覚者は誰もできません。できるのは師父だけです。

 師父がどのようなことをなさっているか、今の時期に私たちはどのような役目を担っているかを、私たちははっきり認識するべきと思います。私たちは法を正す時期の大法弟子で、重任を背負っています。これはかつてないことで、今後も永遠に二度と訪れない機縁です。同修たちよ、今の時間を大切にして助け合って、真心をもって師父を助け、より多くの衆生を救いましょう!

 (完)

 (2012年ニューヨーク法輪大法修煉体験交流会での発表原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/26/257840.html)
 
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