文/中国華東地区の大法弟子
【明慧日本2014年11月25日】尊敬する師父、こんにちは。 同修のみなさん、こんにちは。
年に一度のネット法会が始まりました。法を正す最後の時期において、私達は更に互いに交流する機会を大切にすべきであり、一人ひとりの大法弟子はみな師父が私達に残してくださったこの貴重な時間を大切にし、共に精進し、全体が向上すべきだと悟りました。ここでこの1年間の修煉体験について、偉大な師父に報告し、同修のみなさんと分かち合いたいと思います。
正々堂々と仕事環境を切り開き、智慧を以って衆生を救い済度する
5カ月前、私はもうひとりの同僚と共に病院の管理部門に移動になりました。病院の管理部門にいる人は大多数が上層部と関係をもち、肩書を持っていて、孤高を自任している人で、互いに声をかけない人が多くいます。また大多数の人は上へ抜擢されようとし、法輪功については、話題を避けて口にしようとしません。私達の病院で3人の大法弟子が不当判決を言い渡されたこともあり、一部の人は大法弟子を見下しています。かつて1人の同修が一所懸命に真相を伝えて、やっとごく少数の人を救いました。
私が着任すると、所属する部門の主任は私をあるオフィスのドアの後ろの角に、席を按配してくれました。一緒に行ったもうひとりの同僚は明るくて、大きなオフィスに按配され、元の主任と一緒に仕事をすることになりました。我が部門には三つのオフィスがあり、そのなかには、1人しかいないオフィスもあります。このような按配は明らかに私をいじめることでした。部門の主任と、元の主人ともう1人の同僚は毎日一緒に笑い話をしたりして、わざと私に対して冷たい態度をとり、やりたくないことはすべて私にやらせました。私は着任したばかりで、業務がよくわからないのに、それに教えてくれる人はいなかったのです。
そのときは本当に1日が1年のように長く感じられました。
その時、私の闘争心、人を恨む心、辛い心、嫉妬心がすべて一斉に現れました。その数日間、私は学法する時、煉功する時、発正念をする時も落ち着くことができませんでした。私はこれは深刻な邪魔であり、それらを取り除くべきだと認識できました。私は努力して、学法し、内に向けて探し、自分の執着を放下しました。
ある日、座禅していた時、頭のなかに「彼らがこのように対応することを許さない!」という一念が現れました。私は瞬間、師父の「忍の限界」という法が浮かびました。師父は「忍とは意気地がないことではなく、ましてや理不尽な待遇を耐え忍ぶことでもありません。大法弟子の忍とは高尚なもので、偉大で堅固にして破壊しえない金剛不動の生命の現れであり、真理を堅持するための寛容であって、まだ人間性があり、まだ正念のある生命に対する慈悲であり、救いです。忍とは決して限度なく放任し、それらのすでに完全に人間性を失い、正念がない邪悪な生命に、節度なく悪事を働かせることではないのです」[1]と説かれました。法を正す時期の大法弟子として、冷たくされ、いじめられる立場で、どうやって人を救うことができるでしょうか。衆生は罪を犯しているのではないでしょうか。
法理がはっきりすると、私は主任に適切な場所を按配してくれるよう申し出ました。道理を踏まえて、「人は公正でなければなりません。更に私達修煉者を差別してはいけません」と言いました。数日後、私は広いオフィスに按配されました。それからの仕事のなかで、私は以前の考えを変えて、彼女らが教えてくれなければ、自分で本を読んだり、インターネットで調べたりして、素早く仕事の内容を把握できるようになり、毎回按配された仕事をきれいに完成しました。一緒に仕事をしていた2人の主任が夜10時まで残業しても、解決の糸口が見つからなかった仕事を私は午前中にやり終えました。これは彼女らをびっくりさせました。彼女らは私の背後で、私の頭がよいと言っていました。私は、このすべてが師父の按配であり、師父が私の智慧を開いて下さったと深くわかっていました。
わざと私を困らせることに対して、私は再び忍ぶことなく、正々堂々と仕事をこなしました。仕事の中で、私はずっと大法弟子の振る舞いと服装に気をつけ、良好なイメージを現し、各部門の作業を監督・指導するなかで、とてもよい印象を残しました。上層部から仕事の検査で人が来ると、上司らは私に案内をさせました。私はあっさりと品よく専門家らに病院の状況を説明し、智慧を以って彼らに大法の真相を伝えました。検査が終わると、各部門の主任は院長と中層部の幹部らに検査の状況をフィードバックしますが、私は煩雑な多くの問題を数項目にまとめて報告しました。会議室の講壇に立って私は、簡潔に、かつ重点的に報告して、院長らの一致した好評を得しました。実際、これは私がはじめてこのような場面に立ち向かったことです。なぜなら、私は主任ではなかったからです。
8月になって、私は衛生局が主催した知識コンテストに参加しました。40歳過ぎの私は20~30歳を相手に、理論試験で第1位を獲得しました。私の美しいオペレーションに審査委員たちの絶賛は絶えず、優れた成績は上司らに讃えられました。審査委員を担当していた元の主任は、「あなたは本当に貴重な人材です。あなたはどうして看護師長に応募しないのですか?」と聞きました。私は遠慮せず、「法輪大法が迫害されはじめてから、私達は先進人物に選ばれても、最終的には否認され、看護師長に応募しても、審査の際、差別を受けています。誰が大法弟子がだめだと言いましたか? あなたは私のことを目にしましたが、我が病院の内科で、誰が大法弟子のAさんより業務レベルが高いですか? 産婦人科では誰が大法弟子のBさんよりレベルが高いですか? 私達大法弟子はみな貴重な人材です!」と答えました。彼女は続けざまに頷きました。
上司と同僚は私に対して新しい目線でみるようになり、常に私と仕事の事について交流しました。私はその機会を利用して、大法の真相を伝え、三退を勧めました。私はすべての機会を利用して、隣のオフィスの同僚にも接触しました。心性が向上するにつれ、私は他人の言いなりになる状態を変え、正々堂々と大らかになりました。みな「あなたはおしゃべりしたり、仕事をしたりするとき、特殊な親和力があります」と言ってくれました。
管理部門の人は生活レベルはとても高いのですが、利益に目がくらみ、常に心を探り合っていて、それが長くなると、多くの病気に見舞われ、とても苦しい生活を送って、疲れていましたが、人生の方向が見つからないのです。彼らはみな法のためにやってきた生命であり、師父が私をここに按配されたのは、必ず彼らを救うためであるとわかっていました。
かつて情報部門の課長に真相を伝えた大法弟子がいましたが、彼はとても抵触していました。ある日、私は機会を見つけて、彼に天安門焼身自殺事件の真相、天が中共を滅ぼすこと、三退して平安を守ること、現在の災難や、伝染病などについて伝えました。彼は聞き入れたようでしたが、三退は怖がっていました。夜になって、私は彼を招いて一緒に食事をしました。私が以前に働いていた部門の看護師長と何人かの医師を呼んできて食事の際、みなコップを持ち上げ、「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と一緒に叫びました。情報部門の課長は驚いて、「皆さんはみな知ってますね」と言いました。みな「私たちはとっくに党、団、隊から脱退しました。あなたはそれを残して何をしますか? 命も要らないのですか?」と笑いながら言いました。彼は慌てて「早く脱退します、早く脱退します。これからみなさんの真相伝えに参加させてください」と言いました。
私は毎日仕事をしっかり行う以外、時間を大切にして、機会を見つけて人を救っています。現在すでに20数人の管理職の人が救われました。毎日病院の各部門の医師、看護師、清掃人が我が部門を訪れます。真相を伝えるには単独な環境が必要です。私の願いはまもなく実現しました。主任になる人はみな自分ひとりでひとつの部屋に居たがります。我が部門の主任は訪れる人を自分の部屋につれて行って、仕事の話をします。私と同じオフィスを使っていた同僚が外傷のため、自宅で静養していたため、私は1人でオフィスを使うことになりました。
数日前、A同修が真相を伝える時、悪人にぬれぎぬを着せられました。610弁公室の人が彼を探しに病院に訪れました。彼らは何回もオフィスの人に阻まれました。今回彼らはA同修を病院の会議室に連れていきました。私は直ちにほかの同修らに連絡して、発正念をするよう伝えました。オフィスのある青年従業員がA同修と一緒に会議室に行ったと聞き、私は直ちに内線電話でA同修の携帯に電話をかけました。「早く帰ってきて、仕事をしてください、あなたのオフィスの外に患者が何人も待っています」と伝えました。しかし、同修はなかなか帰って来ませんでした。私は再び電話をかけましたが、今回同修は電話に出てくれませんでした。私はまた電話をかけて、真相を知っているある清掃担当の従業員に状況を見てくるように依頼しました。その従業員から電話がきて、「大丈夫です。私が入り口でみています。人を連れていく気配があったら、すぐ連絡します」と伝えてくれました。11時になっても、同修は帰リませんでした。私はとても焦りました。もう1人の真相を知っている同僚がA同修と一緒にいる青年に電話しました。しばらくすると、その青年は帰ってきました。私が彼に「610弁公室の人は彼を連れて行っていないでしょうか」と聞いたら、彼は威張って「誰が敢えて連れていけるでしょうか? 私が彼らに勝手に病院の従業員を連れ去らせるでしょうか? 彼はすでに帰宅しました」と言いました。その青年は同修を守っていたのです。
大法が迫害されて15年になりました。この15年の間に、神の路を歩んでいる大法弟子は成就しました。みな生死を恐れず、大法の真相を衆生に伝えています。
師父は「大法弟子よ、皆さんは濁世に輝く金の光であり、世の人々の希望であり、師に手伝う大法徒であり、未来の法王なのです。精進しましょう、世の中の覚者たち、現在のすべては、未来の輝きとなります!」[2]と説かれました。
私は必ず衆生の望みを裏切らず、師父と交わした誓約を忘れず、師父の法を正す足跡を踏みながら、更に多くの衆生を救い、未来の輝きを成就します!
注:
[1]李洪志師父の経文:『精進要旨二』「忍の限界」
[2]李洪志師父の経文:『精進要旨三』「祝辞」
(明慧ネット第十一回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)