猛暑の中での約束
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文/河南省の大法弟子  飛梅

 【明慧日本2014年11月22日】真相を伝え、衆生を救う過程において、真相が分かった衆生の言動はいつも私に感動を与え、もっと時間を切り詰めて、人を救い、先史の大願を実現するよう励ましてくれています。

 猛暑の中での約束

 ある猛暑の日の夕方、私は持参した真相資料を配り終わって、近くの公園で縁のある人を探し、真相を伝えようと思いましたが、あまりにも暑かったため、外出する人はとても少なかったのです。1人の中年男性がベンチに座ってたばこを吸っているのを見て、私は笑顔で彼に近づき、「すみません、ここに座ってもいいですか」と尋ねました。彼はどうぞと言ってくれました。私はまず喫煙の害から話をしました。彼は「僕も何度もやめようとしましたが、やめられず、今は1日に2箱吸っています」と言い、2人のお子さんは北京に働きに行って、随分日にちが経っても電話もしてくれないなどの話もしました。私は今、モラルが低下して、親子関係も冷たくなったこと、また共産党の腐敗の現状、さらに、生きたまま人体から臓器狩りをしていること、蔵字石(2002年に貴州省で発見された、「中国共産党亡」の文字が浮き出た石)の話、三退して平安を守ることを話しました。

 私は彼に「あなたは三退しましたか」と聞きました。彼は「ある台湾の友人からその話を聞きました。共産党をとっくに見限っています。三退はしていませんが、心からすでに退きました」と言いました。私は共産党から脱退の声明を発表して、初めて獣の印を消すことができ、平安が守れると言いました。彼は「谷明」という仮名で三退することを承諾しました。彼は突然、私に「あなたは迫害されましたか」と聞きました。私は自分が三度も迫害された経験を話すと、彼はとても静かに聞きました。彼は神韻をまだ見ていないというので、私は「明日神韻のDVDをお届けします」と言いました。彼の家はここから遠く、バスに何駅も乗らなければならないそうです。翌日、気温は相変わらず39度でした。私は神韻DVD、『中国共産党についての九つの論評』のDVDと他の真相資料を用意して、出かけました。家の扉を開けると、熱風が押し寄せて来ました。私は心の中で、こんな暑い日に、彼が来るだろうかと疑いました。昨日の場所に到着すると、彼はすでにそこで待っていました。私は資料を彼に渡して、彼に常に「法輪大法は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と念じるようにと伝えました。彼はとても感動して、私がその場を離れるまで、ずっとそこに立って私を見送っていました。

 「これは私が探していたものだ」 

 毎日の生活の中で、家に水を届ける人、換気扇を清浄する人、ドアや窓を修理する人など、彼らはすべて縁のある人で、私は必ず彼らに真相を伝え、三退を勧めています。

 ある日、家の網戸が壊れて、網戸の修理を頼みました。修理工は50代の人で、体が弱そうでした。私は世間話から始め、彼の生活に関心を示しながら、自分の体の話をしました。自分はもともと病気がちだったが、法輪大法を修煉してから健康になった話、共産党から迫害を受けた話、天安門の焼身自殺は捏造だという話をしました。彼は矢も盾もたまらず、私に「天安門焼身自殺のやらせ事件のDVDがありますか」と聞きました。彼は郷里に持ち帰ってみんなに見せたいと言いました。私は彼に『風雨天地行』のDVD1枚と、『中国共産党についての九つの論評』の本を1冊彼にあげました。彼は至宝を手に入れたかのように、「これは私が探していたものです」と言いました。彼は三退を承諾して、「あなたの修理費はいりません」と言いました。帰る時、私は「資料を渡したのは私がやるべきことで、修理費は見積もり通りに支払います」と言いました。彼はとても感動して、何度もお礼を言って帰って行きました。

 「助かったら、必ずあなたの所に遊びに行きます」

 ある日、スポーツ用品店に入りました。店主はパソコンを見ていました。私は「あなたに伝統文化を表現する神韻公演のDVDをプレゼントします。これは全世界の華人がニューヨークで行った新年公演で、世界一のショーと言われています。ダンサーの衣装の色彩と舞台背景の映像はとても調和していて、歌詞の内包も深く、中の『少林寺の武僧』は私達河南省の少林寺で起きたお話です」と言いました。彼は両手でDVDを受け取り、すぐ見たいと言いました。

 2日後、私はまた彼の所に行きました。彼に感想はどうですかと聞くと、彼は「素晴らしいです」と答えました。そして、他の資料はないかと聞きました。私は彼に『明慧週刊』と『三退と平安』等の小冊子をあげました。

 3回目、私はまた彼の所に行きました。彼はすべてが分かり自ら三退をしたいと意思表明をしました。私は彼に「あなたは助かりました。人類の淘汰が来る時、あなたは助かります。おめでとうございます!」と言いました。彼は嬉しそうに「助かったら、必ずあなたの所に遊びに行きます」と言いました。

 私はすぐに師父がおっしゃった「あなたが救い済度したそれらの衆生、真相を伝えてあげたそれらの人も含めて、これらの生命は将来、あなたの巨大な宇宙のある部分の衆生になるかもしれません」[1]のお言葉を思い出しました。

 弟子は必ず師父の教えに従い、時間を切り詰めて衆生を救い済度し、衆生の期待に背かないようにいたします。

 合掌!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『各地での説法十一』「二〇一〇年ニューヨーク法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/1/299645.html)
 
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