新しい弟子 ネット封鎖突破で法輪功に出会う
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文/江蘇省の大法弟子

 明慧日本2016年11月29日】私は1982年に上海で生まれました。ある偶然の機会に法輪大法に出会い、幸いにも修煉を始めました。修煉した時間は短いのですが、私が体験したことを話したいと思います。これは私にとって全く新しい人生の始まりとなりました。

 私が法輪大法に出会ったきっかけは、はじめて中国の「ネット封鎖を突破した」ことでした。2012年の初め、中国で人々が注目した政治情勢に関する一連の事件が発生し、私も興味を持ち、ネットで検索しました。たまたま「今日の目玉」という番組を見つけ、当時の政治情勢がよく分析されていました。この番組の主催者が気になり、調べてみると「新唐人テレビ」によるものでした。国内では見ることができないので、ネット封鎖を突破しなければなりませんでした。そして、私はその封鎖を突破する方法を調べて突破することができ、番組を見ることができました。番組を見て、これはますます理にかなって、よくできていると思いました。

 しかし、番組の中には法輪功に関する報道もあり、私は受け入れられませんでした。中国共産党のデマにより、私の法輪功に対する認識は「天安門焼身自殺事件」に留まっていました。番組を見る回数が増えるに連れて、中に人の本性についての見解が述べられ、また人として身を処する原則などの観点は大変印象深く、共感できました。さらに、法輪功修煉者が共産党により「生体臓器狩り」をされるなどの報道が何度もあり、私はもっと知らなければならないと思いました。

 大紀元のウェブサイトで「偽の火」という「天安門焼身自殺事件」の真相を紹介する、ドキュメンタリー映画を見ました。その後、私はようやく法輪功に対する偏見が解消し、ネットでさらに多くの法輪功に関する資料を検索するようになりました。法輪功の真相を知る過程は、幼い時から長い年月にわたり形成された根深い観念を変えてくれました。さらに、世界観まで変わり、その過程はとても苦しく、また衝撃的でした。

 その時から、私はしばしばネット封鎖を突破して法輪功に関する資料を読むようになりました。2014年の夏、私は法輪大法のウェブサイトから『轉法輪』という本をダウンロードしました。1回読み終えた後、私は言いがたい感動に身を包まれました。これは人に修煉を教える本であり、しかも内容はきわめて明白です。修煉の根本は「真・善・忍」の基準に従って絶えず心性を高め、良い人、さらに良い人になるということが分かりました。『轉法輪』を読んだ後、私は法輪大法に対する疑問や偏見がすべて徹底的に解消されました。

 その後、私は再びネット封鎖を突破して大紀元ウェブサイトの三退コラムで三退しました。以前、私も三退のことについて調べましたが、無神論に影響され、内心では法輪大法は正しく、共産党が悪いと認識しているにもかかわらず、三退については理解できませんでした。実は中国の文化には昔から、儒教、佛教、道教があり、神の存在を認め、因果応報を信じ、悪事を働くと結局は報いに遭うという理念があります。ただし、現在の中国人は幼い時から共産党に無神論や進化論の思想を刷り込まれ、天地を敬わず、神佛を認めなくなってしまいました。その上、共産党はすべての中国人にその組織に加入するよう強制し、また党のために献身するよう誓いを立てさせます。三退はその本心からではない誓いを破棄することを神佛に誓約するのです。

 初めて『轉法輪』を読んだ後、私は修煉しようと思いましたが、様々な原因により決心できませんでした。昨年の1月、私は2回目を読み終え、やっと修煉を決心し、そして「真・善・忍」の基準に従い、良い人になるよう努めました。それ以後、生まれ変わったかのような変化が起きました。

 私は技術系の仕事をしていますが、仕事内容の多くはパソコンで完成するものです。修煉前は、短時間で終えられるプロジェクトも延々と引き延ばし、とても長い時間がかかりました。それは私が勤務中に怠けてよくネットで小説やテレビドラマを見ていたからです。修煉後、私はこのようなことは「真・善・忍」の基準に符合しないと分かり、仕事中は時間を大切にし、真面目に勤務するようになりました。

 私の仕事では、他の部署の同僚と協力する機会がしばしばあります。以前の私は相手を従わせていましたが、今はなるべく相手の立場で考え、たとえ、本当に忙しくてもできるだけ相手を助け、問題を解決します。

 法輪大法を修煉してから、体にも大きな変化が起こりました。私は幼い時から体質が弱く、よく風邪を引き、熱を出したり、咳き込んだりしました。季節の変わり目になると必ず風邪をひき、さらに周囲の人にもうつしました。年に4、5回風邪をひき、毎回ひどい咳を伴い、薬(抗生物質)を飲まなければ治りませんでした。大体、2週間経ってやっと回復することができました。

 法輪大法を修煉して、私の人生は一変しました。多くの良くない習慣を改め、体質を高め、家庭関係や仕事環境が改善し、また私の周囲の人も、私を通して「真・善・忍」の素晴らしさを目にすることができました。

 縁のあるすべての人が法輪功の真相を知る機会を得、本当に法輪大法を、そして「真・善・忍」を認識できるように願っています。また、すべての人が良い人、さらに良い人になるように望んでいます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/25/336702.html)
 
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