機上での奇縁
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 【明慧日本2016年8月4日】先日、飛行機の中で、大法が迫害されている真相を伝えた出来事を皆さんと分かち合いたいと思います。私たちがもっと多くの衆生を救えるように、そしてさらに衆生を救うことの緊迫性を知るように、師父はたびたび機縁を作って下さったことを深く実感しました。

 4月末、飛行機でA市へ出張に行く途中、左側に座っている男性と会話を交わしました。仕事において2人が共同認識を持っているため、会話は非常に愉快でした。航路が短かったため、大法の真相に言及する間もなく、目的地に着いてしまいました。私は(彼が私と同じ方向へ向かうと聞き、大法の真相を伝えようと考えて)タクシーの相乗りを提案すると、彼は喜んで受け入れてくれました。

 タクシーの中で、私は大法が中国で汚名を着せられて、大法弟子が残忍に迫害され臓器狩りまでされていること、中国共産党が働いた悪事などを彼に伝え、共産党関連組織からの三退を勧めました。これほど残忍なことを初めて耳にしたからか、信じようとしない彼は「ありえないでしょう!? 中国共産党はそんなに恐ろしいのですか?」と聞き返しましたが、私の言ったことを心に留めました。

 その時、タクシー運転手が「お客さん、彼女の言っていることは全部真実ですよ!」と言い、続いて自分の父親のことを話してくれました。共産党員だったタクシー運転手のお父さんはずっと中国共産党を堅く信じていました。しかし90年代、数回の外国視察を終えた後、彼は中国共産党に対する信頼を完全に失いました。中国共産党の話はすべてが嘘偽りだと知った彼は党に対して抱いていた夢が壊れ、本来の清廉潔白な人間から一変し、職権を濫用して悪事を働き、家庭も崩壊寸前になっていました。

 私は早速タクシー運転手に「中国共産党は本当に悪事をし尽しました。かならず天罰を受けます。仮名で三退し、神佛の加護を受けてはいかがですか?」と聞きました。彼は喜んで三退しました。私はそばにいる男性に「あなたは中国共産党の何かの組織に加入しましたか? 早く脱退した方がいいですよ!」と言いました。彼は「小さい頃は農村にいたので、何も加入していません」と言いました。ちょうどその時、目的地に着いたので、かれは私より先に降りました。しばらく車を走らせてからタクシー運転手はこう言いました。「彼は先ほどのあなたの話を信じないかもしれませんね。今時の若者たちは全部洗脳されてしまったのですよ!」。私は頷きました。

 偶然なことに、出張帰りの飛行機の中で、私は先日真相を伝えた男性に再び会いました。しかも、私たちの座席番号も前回とまったく同じでした。彼は私の左の座席に座りながら、「縁ですね! 縁ですね! 本当に不思議です! 不思議!!」と呟きました。前回別れた際、私たちは電話番号を交換しましたが、連絡を取りませんでした。

 私は喜んで「神様があなたを救おうとされて、私達の再会を按排されたのではないでしょうか?」と言いました。2時間ほどの飛行中、私は大法弟子が中国で受けている迫害の事実を詳しく説明し、再び彼に三退の意向を確認しました。その時、彼はにっこり笑って「実は、少年先鋒隊に加入したことがあります。前回、嘘を言いました」と言ってくれました。私は「大丈夫ですよ。再びここで再会できたのは、やはり神佛があなたを救われたのでしょう」と言いました。

 その後、私たちは一緒にキャビンから出ました。彼は「本当に不思議ですね。同僚にも教えたいです。本当に不思議です。私は信じます!」と言いました。

 私はこの生命が真に救われたことに喜びを感じ、さらに自分の衆生を救う使命の重大さも実感しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/1/332145.html)
 
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