新しい大法弟子も誓約を果たさなければならない
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文/上海市の大法弟子 小繊 

 【明慧日本2016年7月13日】 師父は最近の説法でこのように説かれました、「皆さんは人類の希望です。必ずしっかり行なってください。必ず自分の責任を果たすべきです。必ず衆生を救い済度すべきであり、このようにしてはじめて、自分自身を円満成就させ、このことを成功させることができます!」 [1]

 私は修煉を始めてまだ4年しか経っていませんが、師父のこの説法がとても深く印象に残っており、例え新しい大法弟子でも、古い大法弟子でも、修煉時間の長短に関係なく、大法弟子全員に衆生を救う責任と使命があると思います。

 最近、修煉を怠り、法を勉強する時も、煉功する時も、はたまた発正念している時も、頭がぼんやりしてきて意識がどこかへいってしまって、真相を伝えるにも力が入らなくなりました。法を勉強する時間が減ると、邪悪による妨害がひどくなります。特に睡魔と色魔です。毎日7、8時間、もしくはそれ以上眠らなければすぐに眠くなり、また、色摩に妨害されると、1日中、何もできなくなってしまいます。そして、常人に真相を伝える時も、冷たくされたり、反感を持たれたり、効果が全く良くありません。

 精進しなければ、妨害がより一層ひどくなってきて、真相を伝えるどころか、学法を続けるのも苦痛になり、時には不満を感じることもありました。例えば、明慧ネットに掲載されている修煉体験の文章を読んでいると、同修が真相を伝える時、すでに真相を知っていたり、冊子や真相チラシを読んだりした人によく会うと書かれていますがどうしてでしょうか? 自分が真相を伝えるとなると、なぜほとんどの人が真相を聞いたことがなかったり、ほんの少ししか聞いたことがなかったりするのでしょうか? もしかすると、田舎で真相を伝えることは、私が住んでいる都会(上海)より伝えやすいのではないかとさえ思ったりします。田舎の人は考えが単純で、都会の人のように複雑な考えがないからだと自分に言い訳してしまいます。特に、私は女性会社員なので、毎日サラリーマンと接しますが、皆自分勝手で私の言うことなど根っから信じていません。

 精進しなければ、肌の色が黒ずんだり、疲れやすくなったりなど、良くない状態が次から次へと生じてきます。私は本当に精進したいので、とても焦っていました。しかし、私はずっと「なぜ修煉するのか」をはっきり理解していなかったので、一定の時間が経過すると、また、自分自身にこのように問いかけなければなりませんでした。今までを振り返って見ると、懸命に学法や煉功し、真相を伝える時、常に何かに背中を押されているかのようでした。しばらく経って背中を押していた力がなくなると、怠け始め、まるで何かの目標のために、何かを求めて修煉しているかのようでした。

 法を得たばかりのころは、何も考えずにただ本を読むことしか頭にありませんでした。もしかすると、新鮮なことに出会え、それをちょっと知りたいという好奇心を抱いていたのかもしれません。そして、明慧ネットに掲載されている同修たちの様々な素晴らしい修煉体験を見て羨ましくなり、また憧れ、自分もそうありたいと思っていたことが前に進む力となっていたのでしょう。その後、神韻の美しさを見て、大法を学んでいる人たちの素晴らしさを見て、自分も頑張れるように、さらには、同修と出会い、置いていかれたくなく、大法弟子の一員として、必死に法を勉強しました。

 法を得てから現在までを思い返せば、業力を消すような反応が身体的に現れたことはなく、周囲の新しい同修にもありませんでした。精進していない時だけ体に問題が起きるようなので、きっと自分は根基が良く、高い次元からやって来たのだと、このような馬鹿らしいことさえ考えていました。しかし、今分かりました! 実は、それは時間がすでに残り少なくなり、師父が私に早く衆生を救い済度できるよう、上に押し上げてくださり、そして、師父が代わりに私の業力を全て引き受けてくださっていたからです。

 その上、修煉して1年半ほど経ったころ、師父は私をあるべき位まで押し上げてくださったと知りました。その時は信じないで、心から魔が生じていると自分に言い聞かせていましたが、すべて事実でした。しかし、精進しなければ、落ちるのも一瞬の間です。

 何日か前に「必ず法を勉強する、発正念もする、真相も伝えなければならない」と自分に言い聞かせました。しかし、一体どうすれば限りない妨害と、やる気が出ないことを克服すればいいのかが分かりません。結局、「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい」と念ずることにしました。

 通勤途上も、帰路も、暇な時も、食事をする時も、仕事をしている最中でも、1日中ほとんど意識的にずっと念じていました。こうして何日か経った後、エネルギーがとても強くなり、精神を集中させると、自分自身の空間場の中で「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい!」という声が響き渡っているのを感じ、その一文字一文字が全て私の目前にはっきりと現れてきます。

 こうしてしばらく経った後、通勤途中でも偶然に出会った人に真相を伝えることができ、そして相手も真剣に私の話を聞いてくれます。師父は本当に慈悲深いお方です。私はただ「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい!」と念じただけです。それなのに、状態が良くなり、常人に真相を伝えることもでき、その上、宅配便の人を三退させることさえできました。

 ある時、オフィスビルの中で清掃員に出会い、三退したかどうかを聞いたところ、彼女はすでに三退していて、さらに、私が真相を伝えて三退させ、そして何階であったかまで覚えていました。師父が私を励ましてくださったのだと分かっています。

 以前の自分の頭の中には人の観念しかありませんでした。大法弟子は真に慈悲の心をもってこそ衆生を救うことができ、そしてこれは職業や年齢、性別などとは全く関係なく、我々の衆生を救う心が最も大事なことなのです。師父はこのように説かれました。「天地をば法を正す道を阻み難し、只、弟子の人心により遮る」 [注2]

 このことから、新しい大法弟子も衆生を救うことを古い弟子たちの責任だと思わないでください。これは我々の全てが行うべきことです!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟(三)』「煩わし」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/26/330489.html)
 
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