火災にも感情がある
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文/中国大法弟子

 【明慧日本2016年6月22日水害や火災は情け容赦ないと言われていますが、私の身辺に「火災にも感情がある」という奇跡が起きました。

 2014年1月3日、近所の子供が爆竹を鳴らした時、うっかりして自宅の薪の山に火をつけてしまいました。その時、我家の薪は隣の家の薪と一緒に、地面の大きな窪みを囲んで全部で9つの山に積み上げられていました。我の家の3つの薪の山は中間にあり、他は全部隣の家のものでした。

 火は一つの薪の山から燃え上がり、猛スピードで周りの薪の山に燃え広がりました。火は見る見るうちに南側の5つの薪の山を燃やし、炎は北側の4つの薪の山に向かってきました。私の家の薪はその4つの山の中にあり、とても危険な状況でした。

 混乱の中、私は飛び出して火を消そうと思いましたが、自分の力だけでは、これだけの火を消せるはずもなく、師父にご加護を求めるしかないと考えました。私は急いで師父の法像の前にひざまずき、線香を立て、師父からのご加護と家の無事をお願いしました。何も考えずに、ひたすら師父にお願いしました。

 火は勢いを増しながら、無情に燃え続け、人々は手の施しようがありませんでした。この時、火の玉が炎の中から飛び出し、私の家の3つの薪の山を飛び越え、北にある隣の家の薪の山に落ち、その薪の山は一挙に灰燼に帰しました。焼き尽くした後、火が消えました。私の家の薪は全く被害を受けず、3つの薪の山は全部無事でした。

 人々は皆、「不思議すぎる、さすが大法弟子の家だ。ご加護を受けている」と感心しました。それから、村人はよりいっそう大法を信じるようになりました。私はこの機会を利用して、村人に真相を話し、三退を勧めました。村には、大法を信じないのは、2世帯だけで、その他の世帯は全部三退をしました。その後、2軒のうちの1軒も、他の大法弟子の真相伝えによって、家族全員三退をしました。また、ある家の人は、私が行った時に不在で会えませんでしたが、自ら私の所に来て、「他の人に三退を勧めているのに、なぜ私にだけ勧めないのか」と責めてきました。私は彼に謝り、すぐに三退手続きをしてあげました。彼はとても喜びました。

 火事になったその日、私の家の薪が燃えなかったのを見て、ある子供は、「これは絶対法輪功の人が放火しただろう。さもなければ、どうして彼女の家だけが燃えなかったのか?」と言いました。その場に居合わせたあるおばあさんは、「お前は無責任なことを言うな。これは法輪功の人がやったのではありません。法輪功の人たちは手が回らないほど良い事を沢山するのだ」と言いました。このおばあさんは数日前、心臓病のため、バイパス手術をしなければならないと診断されました。しかし、家族と再検査に行った時、病気が良くなり、手術をする必要がなくなりました。おばあさんのこのひと言で、自分が苦しまずに済んだだけでなく、家族も10数万元のお金を使わずに済みました。

 私の家の薪の山の事は地元でよく知られる美談となり、ずっと農家の間で伝えられていました。それによって、人々もより法輪大法を信じるようになりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/16/329297.html)
 
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