香港:『九評』10周年記念集会(写真)
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 【明慧日本2014年12月21日】約800人の法輪功学習者は12月7日、香港で大規模な集会を行い『大紀元時報』の社説『共産党についての九つの論評』の10周年を記念すると同時に、三退した1億8千万人の中国人に声援を送り、人々に法輪功への迫害に反対しようと呼びかけた。『大紀元時報』香港支社の社長や法輪功スポークスマンの人権弁護士が出席したほか、香港立法会議員らも応援に駆けつけた。また、録音した音声で声援を送る中国国内の人権活動家、香港立法会議員などもいた。集会は約2時間に渡って行われた後、香港島で約3時間パレードが行われた。


12月7日、香港の英皇道遊園地で『九評』10周年の記念集会が行われた

 『大紀元時報』香港支社・郭君社長は次のように述べた。「『九評』は中国共産党が天地、宇宙、人類を敵にする邪悪な本質とその深い罪を明晰かつ正確に解明した。社説が発表されてから、すでに1億8千万人が脱退を声明した。これは中国人が憎しみから脱出し、われわれ民族の新しい歴史を創り始めていることを意味している」

 法輪功人権弁護団でありスポークスマンを務める朱婉琪氏は、この10年間、中国、香港、台湾の人々は『九評』を通して、江沢民が中国共産党と、どのように相互に利用し合い、法輪功を迫害しているか分かったという。「今、世界4大陸の各国で『中国共産党による生体臓器狩りに反対する国際議員連盟』がすでに結成されている。これは中国人、香港、台湾の人々に勇気を与え、法輪功への迫害を制止するためのさらなる力が増した」


香港立法会議員・林詠然氏(左)
胡志偉氏(右)

 香港立法会の胡志偉議員は『九評』がもたらした作用を高く評価した。「お蔭で、多くの香港市民は共産党の本質を認識できた。より多くの人が分かれば、(中国共産党は)解体するほかに道がない」

 林詠然議員も、10数億人の中国人は「『九評』を通してきっと、共産党政権がもうこれ以上存在してはならないと思うようになる。その時が来たら、共産党はすぐに消える」と断言した。

 このほか、李卓人議員も録音した音声を通して『九評』は、内側から中国共産党を崩していると語った。中国山西省の人権活動家・馬暁明氏も録音の中で、勇気を持って三退しようと呼びかけた。

 法輪功迫害追跡調査国際組織のスポークスマン・汪志遠氏は録音の中で、生体臓器狩りをしている中国共産党の野蛮で残酷な犯罪行為を痛烈に批判した。

 脱党ブームはもはや中国の社会現象になっている。これについて、台湾中央研究院の法律学研究所・黄国昌研究員は次のように分析した。「これほどの人数の中国人が次々と脱退するのは、これ以上独裁政権に我慢できないという国民の心の現れだ」

 
(中国語:www.minghui.org/mh/articles/2014/12/9/301272.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/11/147261.html)
 
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