ヨーロッパ議会議員 建三江当局を厳しく非難(写真)
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 【明慧日本2015年1月23日】ヨーロッパ議会人権委員会のクラウス・ブフナー議員は7日、自らのフェイスブックを通して、「建三江事件」に巻き込まれた法輪功学習者とその弁護士を解放するよう求めた。

 今月8日、建三江農業開墾裁判所がでたらめな裁判で、不法に法輪功学習者に判決を下そうと企む行為に対し、ブフナー議員は書面で中国共産党当局と交渉し、法輪功学習者と弁護士の自由と安全を保証するよう強く求めた。

图1
クラウス・ブフナー議員がフェイスブックに投稿

图2:欧洲议会人权委员会议员克劳斯•布赫讷(Klaus
 

 ブフナー議員はフェイスブックで、「フォーカス中国」という見出しをつけて次のように述べている。「法輪功学習者は信念のため中国政府に拘束されて迫害を受けてます。甚だしきに至っては彼らの弁護士も一定期間拘束されており、拷問を受けています。必ず法輪功学習者の有するべき中国憲法で規定された信仰の自由を保護しなければならない」。また、建三江事件で拘束された法輪功学習者と人権弁護士の写真をフェイスブックに投稿し、多くの人々が関心を持つように望んだ。

 昨年3月20日、石孟文さんら7名の法輪功学習者と4名の人権弁護士は、建三江市の「法制教育基地」で拘束されている兄の石孟昌さんとその妻の韓淑娟さん、及びその他の法輪功学習者を釈放するよう求めた。

 翌日、彼らは建三江市の警官に捕らえられた。弁護士らは拷問で合わせて24本もの肋骨が折られ、唐吉田弁護士は10本の肋骨が折られた。

 同年6月、唐吉田弁護士は法律に基き建三江公安局の重大な違法行為に対して行政訴訟を起こし、関係者らに違法行為に対する賠償と謝罪を求めた。

图3:建三江事件中被非法关押的七名法轮功学员
建三江事件で不当に拘束された7名の法輪功学習者

 現在も石孟文さん、孟繁茘さん、王燕欣さん、李桂芳さんの法輪功学習者4名は拘束され拷問を受けている。昨年12月17日から19日の期間中、建三江農業開墾裁判所は4名に対して裁判を行った。裁判の前後、弁護士たちは何度も恐喝を受け監視されていた。

 12月末、弁護士たちは家族の委託を受けて再び黒竜江省高等裁判所、省検察院、省人民代表大会などの多数の部門に向かい、建三江裁判所の違法な行為に対して訴訟を起こした。

 現在、建三江農業開墾裁判所は拘束されている石孟文さんを含む4名の法輪功学習者に対して弁護士のいない状況のもとで判決を下そうと企んでいる。

图4:“建三江事件”中的八名大陆维权律师
8人の人権弁護士

 また、ブフナー議員はフェイスブックでヨーロッパ議会で2013年12月12日に採択された中国共産党の生体臓器狩りについての決議を公表した。その中で明確に中国共産党の法輪功学習者に対する生体臓器狩りの犯罪を指摘し、すべての法輪功学習者の釈放と信仰の自由を保証するよう呼びかけた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/8/302921.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/12/147941.html)
 
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