雲南省で読書会参加の3人 不当判決を下される
【明慧日本2015年1月27日】雲南省昆明市で最近、『轉法輪』という書籍を一緒に読んでいたとして、3人が不正裁判にかけられた。
12月4日、同市東川区裁判所は法輪功学習者・劉蓉さん、郭有芝さん、姜海さんに対し不正裁判を開廷した。裁判所は、3人が弁護士を雇うことを各種の理由で阻止しようとしたが、劉さんの親族は北京の弁護士に劉さんの弁護を依頼した。
3人は2013年9月4日、集団学法(李洪志氏著『轉法輪』などの著作物を大人数で読む活動)に参加したところ、東川区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に拘禁され、2013年9月30日に逮捕され、昨年5月20日に東川区裁判所で不正裁判にかけられた。6月6日、裁判所は姜さん、郭さんに対して懲役3年、執行猶予5年、劉さんに懲役3年の判決を下した。現在もなお、3人は昆明市第一留置場に拘禁されている。その後、3人は6月22日に上訴した。市中級裁判所は、証拠が足りないことや事実誤認の疑いがあるとして、審理を東川区裁判所に差し戻した。
12月4日午前10時ごろ、3人の親族たちと法輪功学習者たちは次々と裁判所へ行ったが、裁判所側は、3人の親族に計6人までしか傍聴を許さなかった。控訴人が訴えた根拠は3人が一緒に『轉法輪』を読んだことだけだった。
弁護士は次のように述べた。「劉さんは無罪である。今日は2月4日、憲法の日である。法に従って国を治めるには、確実に公民の信仰の自由を尊重しなければならない」。弁護士の弁論が終わった後、控訴人は強引に、3人が書籍を読んだ話を2度復唱し、裁判は閉廷した。12月12日、東川区裁判所は3人に不当判決を下した。