雲南省の教師が不正裁判に直面 妻も職場で脅迫される
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 【明慧日本2015年2月7日】雲南省玉渓市の秀渓小学校教師である、法輪功学習者・高興東さんは4ヵ月間拘禁され、地元の裁判所に今月5日に裁判が開かれる予定である。

 昨年12月1日ごろ、高さんは家族に薬を送るよう要求したという。それにより、高さんは留置場で迫害され、煉功もできず、その結果、病気が再発したと考えられる。当時、高さんは拘禁されてすでに2ヵ月が経過していたが、家族との面会は禁止された。

 高さんはかつて痛風、変形性関節症を患い、数日ベッドから起きられない時もあった。昨年8、9月、法輪功を学んでから痛みが緩和され、出勤できるようになり、言葉と行動において、「真・善・忍」に従って自分自身に要求した。

 10月1日前後、高さんは生徒に『共産党についての九つの論評』のDVDとネット封鎖を突破するソフトを渡した。その生徒が家に持って帰って、中国共産党による法輪功への誹謗中傷宣伝を信じる親に通報された。10日朝9時、高さんは地元教育局、610弁公室に不当に連行され、プリンタ、法輪功の関連書籍などを押収された。

 翌日、地元公安局の関係者はさらに秀渓小学校に行った。そして、紅塔区の教師全員が1200元のボーナスを差し引かれ、教師および生徒全員が法輪功を誹謗中傷する文章を書かされた。入学したばかりの1年生も書かされ、字を書けなければ絵でもいいと言われた。11月12日、高さんは不当に逮捕された。

 高さんの妻・李麗さんは大営街鎮甸苴小学校の教師である。夫が連行されてから、学校側に脅迫され、何度も「仕事と法輪功のどっちを選ぶのか」と迫られた。また、24ヵ月間にわたって職務を2級下げられた。さらに、反省しなければ停職処分に処するぞと脅されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/31/303843.html)
 
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