牡丹江市の小学校教師は不当に連行される
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 【明慧日本2015年1月7日】黒龍江省海林市の小学校教師・徐英さん(46歳)は2014年11月24日、家に帰る途中で海林市公安局の警官に連行された。現在、牡丹江市留置場に監禁されている。

 徐さんが連行された日の夜7時頃、海林市第2派出所の警官らは徐さんの家に向かった。家は留守だったので、警官は徐さんから奪った鍵で扉を開けて、包丁で引き出しをこじ開け、現金とノートパソコンを押収した。その後、守衛に書類に拇印を押させた。後日、徐さんの家族が守衛に詳しいことを聞くと、守衛は警官・王雲堂以外の5、6人は一切知らず、現金を奪われたことも知らず、ぼんやりしているまま拇印を押したという。

 徐さんは1999年以降、法輪功への迫害が最も厳しい時期に法輪功を学び始めた。それ以来、徐さんは人々に法輪功迫害の真相を伝えたため、何度も迫害を受け、給料の支払いを停止され、毎月800元(約1万5千円)の生活費だけを支給された。

 2012年8月14日、徐さんは自宅で警官に連行され、パソコン・プリンタなど個人の所有物を押収された。同年11月1日、徐さんは留置場からハルビン市前進労働教養所に移送され、2013年8月17日に帰宅した。

 2014年3月17日、徐さんは勤務している最中、警官に連行されて海林市林業留置場に監禁された。期間中、徐さんは何度も尋問され、「法輪功を放棄する」保証書を書かせるように強制された。

 公安局の刑事・張君は徐さんを殴ったり罵ったり、革靴で徐さんの顔を踏んだり、さらに徐さんの顔に痰を吐いて、首に冷たい水を注ぎこんだ。水は首から足まで流れ出した。

 2014年4月16日、徐さんは外部と隔離されているチチハル市戒毒所構内の洗脳班で監禁された。洗脳班では、徐さんは多くの拷問を受け人格を侮辱された。2014年5月24日、徐さんは帰宅した。

 2年の間、徐さんの家財は何度も押収された。徐さんの70代の母と姑も心身に大きな傷を受けた。2人の老人は何度も海林市公安局へ釈放を求めたが、すべて相手にされず、寝食をろくに取れない状況である。徐さんの在学中の息子も安心できない日々を過ごしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/25/301955.html)
 
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