上海市:法輪功学習者の弁護士 法廷退場を強要される
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 【明慧日本2015年2月10日】上海市の徐匯区(じょかいく)裁判所は2日午後、法輪功学習者・黄巧琴さん(67)に対して3回目の公判を行った。法廷で、黄さんの弁護士は検察が提示したいわゆる証拠の裏付けを要求したが、裁判長に命令された警官に法廷から退場させられたという。

 前2回の裁判においても、弁護士が裁判の違法性を指摘し、裁判員の増員を要求したが、裁判長は休廷を宣告した。今回の裁判で、より多くの民衆が法輪功の無実を知ることを恐れ、裁判長は裁判員の増員要求を却下し、さらに、何ら法的根拠もないまま、弁護士を法廷から退場させた。

 黄さんはかつて病気を患っていたが、法輪功を学んでから健康を取り戻し、生まれ変わった。

 2013年11月25日、黄さんは地元の派出所の警官により不当に連行され、家財も押収された。黄さんは拘禁されていた期間、血糖値が上がり、食欲がなく、体重が減り、視力も悪くなったという。

 一方、検察官と警官は確実な証拠がない状況で、書類をねつ造し、黄さんを起訴したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/7/304133.html)
 
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