私の近所の人達
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年2月27日】2015年1月の下旬、私のマンションの廊下に突然9人の人が現れ、制服姿の警官が「彼女ですか?」と聞きました。彼らがもうすこしで私の家に近づこうとした時、私は「バン」とドアを閉め、鍵をかけました。私は洗濯物を手に持って、中庭に干しに行こうとしました。普段、このような場合、私は鍵をかけることはしないのです。

 最近、地元の「610弁公室」は、いわゆる「真相横断幕」案の特別捜査本部を設置し、私達への迫害を企んでいました。それに対して、私達は集中的に発正念をしました。あの日、私は朝6時から7時20分まで発正念をして、それから、洗濯物を干しに出ようとしたら、警官に遭遇しました。

 近所の人「家に帰ってはだめ、警察がいる」

 数年前、私の近所の人の孫娘がよく泣いたり暴れたりしました。私は何度も正念を発して、それから、彼女の家を訪ね、法輪功の基本的な真相を話しました。彼女の家にはまだ毛沢東の肖像画が掛けられていました。ご主人もいたので、私は善意をもって、「『遠い親戚より近くの他人』と言われますが、あなた達のお孫さんの健康のために、今日、真相DVDと資料をプレゼントします。必ずよく見てください」と言いました。

 2週間後、近所の人は「全部見ました。とても良かったです。もう毛沢東の肖像画を廃棄しました」と言いました。それから、私はずっと彼らに真相資料を届け、見終わったらそれを回収し、さらに新しい内容を送り、こうして、近所のご夫婦は共に法輪大法の素晴らしさを信じるようになり、ご主人は『轉法輪』を一回通読し、私の家で2回ほど煉功しました。奥さんは「私はよく『法輪大法は素晴らしい』と念じるようになって、あまり風邪を引かなくなりました」と言い、自ら大法のお守りをもらい、友達にもあげるようにしていました。

 私はドアに鍵をかけ、洗濯物を干しに行った時、警官は近所の人の家に入って、私の家に人がいるかどうかを聞きました。この時、同じ団地の女の人が私に「住民の入室状況を調べたい。そして、あなたの家で水を飲みたい」と言いました。私は、「私の家はあなた達が思うままに横暴を働く楽園ではない」と思いました。ちょうどその時、近所の人が彼女の家から出てきて、早足で私の側に来て、私の耳元で「あなたは家に入ってはだめ。私の家に警官がいる」と言ってくれました。

 警官の目の前で、私は団地の他のマンションに入りました。

 近所の人「あなたは私の家にいて」

 私は急いで他のマンションに行き、そこには屋上に上るはしごがありました。普段だったら、私は上る勇気がなく、誰かが支えてくれなければ、とても上れません。今は、師父のご加護があると思って、私は1人で上れます。

 屋上に上ると、私は両足を組んで掌を立て、発正念をしました。30分後、私が上から下を見下ろすと、近所のご主人が外で電話をしているのを見ました。

 私は階段を下りて、このマンションに住む于さんの家のドアを叩きました。私は于さんのご主人に真相を話したことも、真相カレンダーを送ったこともありますが、家を訪ねたのは初めてです。私は彼女の家に入ると、彼らに法輪功とは何かを話し、彼らに私がなぜここに来たかも話しました。思いもよらなかったのは、于さんは「あなたはここにいて。あなたのような60歳をすぎた人がこの屋根に上って来られるのは、さすが修煉者ですね」と言いました。彼女の80歳のお母さんは生前、火葬を恐れていて、亡くなられてから、家族が皆悩んでいたとき、助けてくれる人が現れ、ようやくお母さんを土葬できたと話してくれました。そして、なぜ助ける人が現れたかと言うと、お母さんは生前、避難した法輪功修煉者を保護したことがあるからだと話してくれました。

 私は于さんに私の家の鍵を渡して、彼女に頼んで、私の家に行ってもらい、台所のガス栓を閉めてもらうことにしました。彼女はもう1人の近所の人を呼んできました。この方の家に、私は毎年明慧カレンダーと神韻DVDを届けていて、家族全員が真相を分かるようになりました。彼も私の家に行って、私のパソコンを彼の家に無事に移してくれました。彼は、「今、周永康や薄煕来は皆、失脚しましたよ」と言ったら、于さんは続いて、「こいつらはきっとお正月前に、仕事を片づけて賞金をもらいたいのでしょう」と言いました。私は彼らに「法輪功は中国では全く合法的なものです。1999年に始まった法輪功に対する迫害はただ行政命令によるもので、いかなる法律的な根拠もなく、全く違法な行為です」と言いました。

 警察は私の家を勝手に捜査し、1枚のDVDを持ち出しました。彼らは、私の隣人が私に情報を漏らしたのではないか、また隣人が大法弟子ではないかと疑って、もし私を見つけなければ、隣人を連行するなどと言いました。その時、隣人の彼女はめまいがして、その上、ご主人はとても厳しい目つきで警察を見ていたので、彼らは手を出すことが出来なかったのです。

 私は近所の皆さんに「この9人は違法に民家に侵入し、法律の執行者でありながら法を犯しています。今、民間では、『昔、匪賊は山奥にいたが、今、悪者は公安局にいる』という歌があるほどです。法輪功の真相が明らかになった時、神はきっと悪者を一掃します。あなた達は今日、正義の味方になって下さり、法輪功修煉者を守ってくださいました。あなた達にはきっと大きな福の報いがあるに違いありません。あなた達の善の思いはきっと平安と健康をもたらし、災難が訪れた時に、あなた達には必ずすばらしい未来があるでしょう」と言いました。

 その日、私は于さんの家に9時間も滞在しました。その間、私は常に正念を保つようにしました。最も私を喜ばせて、安心させてくれたのは于さんのお孫さんでした。私は子供に物語を話し、『得度』の歌を歌い、彼はずっと私の側にいてくれて、離れませんでした。私は彼に小さな黒板に1から100まで書かせて、出来たら見せてくださいと言いました。彼が書き終わったら、私は「鳩を描いてあげます、ご褒美です」と言ったら、彼は鳩の頭に三本の毛を描いて、とても楽しそうに笑いました。その時、私は彼に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と教えました。

 彼は私が両足を組んで発正念をしているのを見て、彼も片足を組んで、ぷよぷよした小さな手を立て、目を軽く閉じて、私の真似をしました。私が法を正す口訣を2回ほど念じると、彼はすぐに覚え、繰り返して念じました。私が立ち上がるまで彼もずっと私と一緒に座っていました。

 私は法を正す期間の大法弟子の責任の重大さ、人を救う重要性、また各層の衆生も救い済度されるのを待っていることを深く感じました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/13/304392.html)
 
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