村長の変化
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文/中国の大法弟子

 明慧日本2015年4月24日】2006年に我が村では新しい村長が就任しました。彼は大法に対する中国共産党のでっちあげの宣伝に毒害され、「私が村長になったら、我が村では一人も法輪功を学ぶことは許さない」と言ったことがあります。しかし彼が村長に就任してから、まだ長くない期間で、村で発生したいくつかの出来事に対して大法弟子がとった言動を目にした村長は、大法に対する誤解を徹底的に解消し、心の底から「法輪功を学ぶ人は皆良い人だ。もし我が村の半数の人が法輪功を学んだら、私のこの村長の仕事はやりやすくなるだろう。このような良い人が尊重されることは正しい。私は自分の能力を尽くして、これらの良い人を守ろう」と言いました。

(一)

 2006年、郷(中国の行政区画の呼び名)では側溝の掃除をしました。ちょうど土用の頃で少し身体を動かすと汗だらけになりました。一世帯ごとに人を出していましたが、その日はあまりにも暑かったのか、みんな木陰で休んでいて、誰も溝に降りて仕事をしようとしませんでした。しかし我が村から行った3名の大法弟子は溝に飛び降ると黙々と掃除しました。そして午前中いっぱいには、村の掃除の割り当て分を全て終えました。

 この時、村長がやってきました。村長が溝の中で掃除をしている人は誰かと聞いたら、責任者は◯◯だと答えました。村長は木陰で休んでいる人たちに「法輪功の煉功者3人が仕事をしているのを、ここにいる数十人の皆さんは休んで見ているだけなんて、あなたたちは恥ずかしくはないですか?」と言いました。その後、村長は私に「どうしてあなたたちは、これほど馬鹿正直に仕事をするのか?」と聞きました。私は彼に「仕事をもっと多くやっても疲れて身体を壊すこともありません。もし私たち煉功者が皆と同じように木陰で休んだら、それは法輪功煉功者と言えるでしょうか?」と答えました。村長は笑いながら「今日、私は法輪功を学ぶ人は良い人だということをこの目で見ました。もし村のみんなが法輪功の皆さんと同じように行動すれば、私のこの村長の仕事はやりやすくなるだろうに」と言いました。

(二)

 数年前、道路工事で砂利をしいていました。私は自分が担当した区間に対して基準に到達するように心を込めて、全力を尽くしました。他の人は1人で2時間程やって終わらせた仕事を、私は息子と一緒に2日間やってやっと基準に達したと感じました。ある年、道路の品質チェックがありました。我が村の道路チェックをする時、村長は担当者に「どの区間の道路でも、よく修繕されていて基準に達しているところは、必ず大法を学んでいる人達が担当したところです」と言いました。

(三)

 我が村には機動地(この村では村民に抽選で与えている土地)があって、あたった土地がよい畑の場合は他人に貸すだけで数千元稼げます。会議で村長は感慨無量で「困難の前では法輪功の人が先頭にたち、利益や栄誉の前では法輪功の人は争わない。この面に於いては村長の私も彼らに劣っている。皆法輪功の人に学ぶべきです。以前私は法輪功のことを理解しておらず、言ってはいけない事も口にしましたが、彼らは私と同じようにはしませんでした。某党はこれほど法輪功を迫害していますが、煉功者は依然として真・善・忍にしたがって行動しています。やはり法輪功は正法に違いない」と言いました。

 中国共産党のメンバーが何回も現地の大法弟子を強制連行しようとした時、村長は事前に大法弟子に連絡したり、あるいは連行されても派出所に行って釈放を求めました。彼は「これらの煉功者は、みんな本分を守っている良い人たちです。彼らを捕まえたのは間違いです。私が村長であるかぎり、全力をつくしてこれらの良い人を守ります」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/28/305695.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/3/5/149203.html)
 
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