湖北省の法輪功学習者 不正裁判を受ける
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 【明慧日本2015年4月24日】湖北省十堰市(じゅうえん)市張湾区裁判所は3月24日午前、法輪功学習者・祝春梅さん、王冬梅さん、趙嘉麗さん、曾海栄さん、熊玉琴さん、汪岳さん、唐栄英さん、何知洪さんの8人に対して不正裁判を行った。

 祝さんは他の学習者が弁護士を雇うことを手助けしたため、警官に酷い拷問を加えられ、歯が5本折れた

 十堰市610弁公室は裁判の日、大勢の警官と私服警官を出動させ、裁判所の周囲を見張り、人々に恐怖を与えた。

 裁判が始まると、裁判官は弁護士に「弁護士は自分の観点のみ発言できる。要求・批判の発言は許さない。もし、要求・批判があれば、書面で提出しなさい」と要求したが、弁護士は拒否した。法廷で3人の弁護士は正義感を持って、法律に基づき、法輪功学習者たちに無罪を主張した。しかし、弁護士が話すと途中で何度も止められ、マイクの音声が消されたこともあった。

 李弁護士の話によると、祝さんは他の学習者のために弁護士を依頼することを手伝ったことで連行・判決を受けたという。法廷で検察はそれを一つの理由として、祝さんを提訴したが、弁護士は「弁護士を依頼することは憲法による国民の権利です。警官が人を捕まえるときに必ず、『あなたは弁護士を雇う権利がある』と言うのです。よって、これは有罪判決にする理由にはなりません」と反論した。

 祝さんの弁護士は「当事者は暴力を振るわれた。拷問を加えられて5本の歯を折られ、3本の歯もぐらぐらしている」と、警官の暴力行為を暴露した。祝さんは法廷で「4人の警官に暴力を振るわれました。1人はここに座っています」と傍聴席に座っている警官を指した。しかし、裁判官は警官の違法行為を追及することはなかったという。

 傍聴していた学習者の家族は「裁判官は全く、真剣に法廷審理をしていない。ただ形だけで終わらせるつもりだ」と憤慨した。

 裁判官の不正行為のため、3人の弁護士は法廷審理の記録に署名しなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/2/306979.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/4/9/149658.html)
 
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