貴州省の法輪功学習者5人が不当拘禁
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 【明慧日本20156月2日】貴州省安順(あんじゅん)市の法輪功学習者・殷黔霊さん、唐文蘭さん、洪水琳などの5人の法輪功学習者は420日に連行された。その後、殷さんは同市第二留置場に拘禁され、唐さんと洪さんは同市の第一留置場に拘禁された。

 420日午後、法輪功学習者たちが唐さんの家で法輪功の書籍を一緒に読むため、学習者・陳衛芬さんは最初に千禧花園小区に住む唐さんの家に入った。陳さんは唐さんの家で座った途端、ドアのノック音が聞こえた。そして、唐さんがドアを開けると、10数人の警官が一斉に入ってきた。陳さんと唐さんは動けないように見張られた。

 しばらくして、殷さん、劉ばさん、劉ばさんの娘(法輪功を学んでいない)の3人が唐さんの家に来たが、ともに家から出られないように見張られた。その後、警官は事前に用意した捜査令状、逮捕令状を出して唐さんの自宅の家宅捜索を行い、5人を西秀区公安支局に連行した。その後、警官は陳さん、殷さん、劉ばさんのそれぞれの自宅に行き、家宅捜索を行った。

 同日、警官数人は洪さんの自宅に不法侵入し、家宅捜索をして洪さんを連行した。 公安支局で尋問を記録された後、陳さんと劉ばさんの娘は帰宅させられたが、劉ばさんは15日間拘留されて解放された。殷さん、唐さん、洪さんは留置場に送り込まれた。

 今回の連行は計画されたものである。警官は学習者たちが唐さんの家で法輪功の書籍を学んでいることを知り、事前に学習者たちの行動を監視し、住所と唐さんの家に行く時間などを調べた。そして、連行のとき、警官は学習者の写真と情報が載った逮捕状を持って、唐さんの家に行ったという。

 今回の連行行動に加担したのは、安順市公安局、西秀区公安支局、華西派出所、東関派出所、西航派出所など、リーダーは西秀区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/29/308199.html)
 
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