【慶祝5.13】徳をもって恨みに対処し 親戚が大法弟子の境地に感動する
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文/紫菂

 【明慧日本2015年6月9日】世の移り変わりや、心の底からの痛みを避けることが出来る人がいるでしょうか? 特に悲しいのは、最も親しい人、最も信じている人から傷つけられたときです。なぜなら、このような人の前で我々は完全に無防備だからです。

 純真善良の心をもって、一回一回の矛盾と傷つけられたことを完璧によい結果に至らしめる解決法を考えたことがありますか? 以下に私が自ら体験したことを話します。私は幸運にも法輪大法の真・善・忍を修煉して、全てが実現されました。 

 激しい殴り合いから、元の親しさへ

 私は地方の学校を卒業して家に帰ったとき、人生で初めての打撃を受けました。弟は、家族が私のためにお金を使いすぎていると大勢の人の前で暴れ、怒りを抑えられなくなって手を伸ばして私を打とうとしました。その瞬間、私は平静に笑い、彼は手を下せなかったのです。怒りを発散させるために、弟は母が壁に張った師父の写真を狂ったように地面に投げつけました。

 小さいころから仲が良かった弟が大きくなって、お金のことで私を敵視するなんて信じられませんでした。私がもっと驚いたのは、小さい時から私を可愛がっていた母親が、今は弟だけを可愛がっていました。私は心が氷りつき孤独を覚え、早くこの家から離れたいと思うようになりました。しかし、ある日の学法から、私は突然これは私に対する修煉の試練ではないだろうか! と思いました。私はすでに大法弟子であり、師父は世界で一番よいものを下さっているのに、私はなぜ苦しむのか? 苦しむことは自分が苦痛に耐えたくないことを物語っています。もしどんなことでも他人の立場で考えると、自分がした損のことを気にすることもありません。ここまで考えたら、私は心が完全に広くなり、心の底から親戚の人が私の心性を向上させてくれたことに感謝しました。

 私は財産を全て弟に譲りました。それから、私は本当に善を持って彼と接するようになりました。彼の商売と結婚の問題が人生の最低の段階にある時、私は無私に援助し、しかも彼を励ましました。「お金の問題で悩まないで、姉さんはまだ一軒の家があるよ」というと、弟は深く感動して、頑なに私が家を売ることを反対しました。私と縁のある生命が大法と師父にたいして罪を犯さないように、私は何回も繰り返して彼に大法の真相と善悪応報の理を伝えました。徐々に、弟は完全に大法弟子の境地がどのようなものか、自分の姉はどういう人間か分かりました。彼はやっと厳正声明を書いて明慧ネットに送り、自分の過ちを認めました。しかも、彼は母親に「あなた達は見ていてください。将来私に何かあれば姉さんも同じものが得られます。私の姉さんはマンションを買う必要がなく、私が姉さんに買って上げます」と言いました。母親は感動して涙を流しました。  

 今も、弟は小さいころと同じように私と仲が良く、美味しいものは私に残し、しかも私の意見を求めるようになりました。彼は常に明慧の小冊子を読むようになり、新唐人のテレビを見て、真相が印刷してある紙幣を使ったり、神韻のチラシを貼ったり、積極的に大法弟子を救ったりします。『転法輪』を読んで性格もよくなりました。その上、弟は大法の修煉によって大きな福報を得て、危険な交通事故に遭ってもけがをせず、劫難を避けることができました。弟にこのような人を驚かせるような変化があったことを想像できるでしょうか? もし大法の修煉がなかったら、心はますます狭くなっただけでなく、弟は無知の中で罪を造って自分に無辺な苦痛が残るはずでした。

 徳をもって恨みに報い、親戚は「大法弟子とは何かよくわかった」と称賛

 母の三番目の妹は私が学校を開設するために、何人かの親戚の公証の下で近くにある一つの家を極めて低い値段で私に売りました。しかし、中国共産党の利益に対する刺激と誘惑は、よい人でも利益に目がくらんで正義を忘れてしまいます。立ち退きの時、彼女は補償がもっと多い家をもらうためにその家をわたしから取り上げました。私は母親にも何も言わないで家を彼女たちの家族に返しました。  

 数日後、すべての親戚が知りました。彼らは義憤が胸いっぱいになって、伯父、母の姉妹の夫と弟は絶対に三番目の妹の家族を裁判所に連れて行くと決めました。私は心を込めて「人が生きるためには家がなければなりません。しかし、私は大法弟子なので、他の人たちは私を傷つけてもいいですが、私が他の人を傷つけてはいけません。家は自然に任せて下さい」と言いました。  

 この事件はすべての親戚に大きな影響を与えました。四番目の母の妹は私の話を聞くと泣いてしまい、ほかの親戚も感心して「今回は本当に大法弟子とは何かわかった!」と言いました。後になっても私は母の三番目の妹に対して尊重していました。あるとき三番目の妹はもうたまらなくなりました。彼女は悲しくなって、わたしに「ずっと自分が間違ったと話したかったけど言い出せなかった。あのように対処するなんてありえないことだ。でも息子もいるし、主人もいるし、彼らの話を聞かないわけにはいかない」と話しました。「悲しまないで、私は全然気にしていません。あの時の冬休み、中共邪党はわたしのところで同修を迫害する証拠をさがすため、あらゆる親戚と学校の同修を調べて私の行方を捜すと脅したので、凍てつくように寒い日でも帰られなくなって、行くところもなくなったとき、あなたが私を家へ連れてきて、私の安全のため自分の仕事で保証しましたが、このようなことがだれにできますか? 一番危ないとき、あなたは大法弟子を支持してくれました。この恩は決して忘れません!」と話すと妹は涙をいっぱい流して「あなたのように他人の良いところだけ覚えている人はいない」と話しました。

 それから、何人もの親戚が師父が書かれた『転法輪』を学習しました。母の三番目の妹は大法と大法弟子の「真・善・忍」の影響で十重二十重の障害を突破して確固として大法を修煉するようになりました。四番目の妹と末の妹も大法の本を読み始め、五通りの功法を習い、身を持って師父が彼女たちの身体を浄化してくださることを体験しました。彼女たちは学法する班の新しい修煉者になりました。三番目の妹は時間があれば同修たちと一緒に民衆に真相を伝えました。私たちと互いに切磋して修煉するうちに師父は彼女の天目を開かせ、法輪が回転していることなど、この上なく美妙なことや不思議を見せてくださいました。  

 大法を修煉して19年来、私は健康で若い人のような活力を保ち、皮膚は白に赤みがさして、物事に対しても超然として広い胸襟を持っていたので、親戚に「神仙」と呼ばれています。私の経験では、自分が大法弟子であることをしっかり覚えていれば、うまくできないことはありません。

 師恩は報い難いのですが、師父を慕い敬い、ご恩に報うことが出来るのは、師父のおっしゃった話に従って、自分自身が私にない最もよい心を持つようになり、最もよい心で他人を気にかけて、真相を伝えて人を救うことです。これこそ自分自身の生命が存在する唯一で全てです。これこそ一人の生命として擁される最大の光栄です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/8/308518.html)
 
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