【慶祝5.13】花崗岩がついに割れた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年6月10日】中国ではよく金槌頭の人を花崗岩にたとえます。父はかつて我が家の誇りで、局長レベルの指導幹部で、家族のリーダでもありました。しかし、法輪功の問題において、父は中国共産党の邪悪さをたっぷり表しました。父に失望し、その固い頭をどうしようもありませんでした。

 2000年5月、私は真相を伝えた時に人に通報され、不法に3年の労働教養を科されました。父は私を可愛がるどころか、「もし私が共産党なら、お前たちをやっつけて、弾圧する」と言ったのです。魔の巣窟から出た後、私は引き続き修煉しましたので、父はとても不機嫌でした。

 2006年9月、両親がわが家に来て、しばらく泊まりました。ある日、父は娘を連れて遊びに行き、結局その日娘は嘘をついて学校を休みました。私は子供にうそを教えてはいけないと父を批判しました。父は怒りました。彼にしてみれば嘘をつくのは当たり前のことで、批判するのか? 母に私を通報させると言って、再度私を閉じこめようとしました。娘は両親の会話を聞いて、こっそり私に電話して、「おじいさんがお母さんを通報しようとしているから、気をつけてください」と言いました。そして、その日から、中学生の娘は放課後も家に帰りたくなくなり、おじいさんはよい人ではないと思ってしまいました。両親は数日しか泊まらず帰っていきました。

 2009年8月、新しい家を買ったので、両親を迎えて親孝行しようと思いました。彼らはまた数日泊まって帰りました。帰る時父が残した我が家の感想は、「今のところはよさそうだが、少し正常ではない。なぜ喧嘩をしないのか?」と言いました。

 聞いた私は、本当に何と言えばいいか分からないほどでしたが、それは父の本心でした。実家では、父と姉、姉と弟、弟は父と喧嘩するのです。とにかく、父から見れば喧嘩をすることや争うのは正常なことで、邪悪な共産党の頭目が言った「8億人もいれば、闘争しないとやっていけない」という話を固く信じていました。しかし、私の家では、私と夫は互いに尊敬し合い、問題にぶつかった時は理を持って話し、喧嘩をしないので、父から見ると正常ではないことになります。

 3年後、母が亡くなりました。父は健康診断を受けた時、末期の前立腺癌が見つかり、家族はみんな悲しみました。私は父を家へ迎えて看病し、親孝行をすると同時に、法輪功の真相を分かってほしかったのです。

 友人が毎日明慧ネットから健康と関係のある文章を印刷して、父に見せました。はじめ、父は興味がなさそうに、資料をよそに置きました。その後、友人が来たら、父は高い声で「私に資料を持ってきた?」と聞くようになり、友人が父にお土産を買って来ると、父はとても感動しました。

 私が商売をしているので、夫が毎日三食父の世話をして、病院へ検査に行ったり、遊びに行ったりするので、父はとても喜んでいました。夕食後、私はいつも父とオセロをしました。ある日、父が「なぜいつもお前が勝つのか?」と聞くので、私は「お父さんもとても上手です。しかし、私の邪魔ばかりして、自分が道を歩かないから、自然に任せて見たら」と言うと、父が「私を利用させない」と言うのですが、私は「それは利用ではなく、他人に方便を与えれば、自分の方便にもなるのです」と言いました。

 その夜は父ととても気持ちよく話ができて、父も真剣に私の話を聞き、法輪功が私と我が家に与えた巨大な恩恵を認めました。以前私は肝臓病を患っていましたが、修煉してから完全に治りました。ガリガリに痩せた私がふっくらして綺麗になり、10年前より若くなったとみんなに言われるのです。

 父が私を排斥しなくなってから、不思議なことにある変化をおきました。ある日、夫は父の前で私を叱りました。食事の時、父にお代わりをするのに、私は一日立っていて足が疲れたから、足を組んでご飯を食べていたので、汗をかいてすぐに足を下ろせないとき、せっかちな夫は炊飯器を持ってきて、私を叱りました。私はニコニコして「ごめんね」と謝りました。夫が離れた後、父は我慢できず、私に「私の前で私の娘を叱るのか? 彼の娘は朝起きられなくて、ご飯になって呼んでも来ないのに、なぜ何も言わないのだ?」と言うのでした。

 翌日同じことが起きました。私は父に「確かに私が悪かった、謝ります。私の師父は私たちが問題にぶつかる時、自分のどこが間違ったかを探すことを教えてくださいました」と言うと、父が「よく我慢できるね」と言いました。

 ついに父が法輪功を認めるようになりました。法輪功は清らかな水のように、人の心の汚れを浄化し、闘争のない家族団らんの楽しさをもたらし、我慢することで家庭のトラブルをなくしたのを目にして、法輪大法の素晴らしさを確実に感じました。

 そのとき父が家で2カ月泊まってくれて、一番長かったのです。思想と体にも大きな変化が起きました。大法弟子が真相を伝えるのは人を救うためだと分かって、邪悪の共産党が人を騙し、害する手口をはっきりと認識できるようになり、父は共産党の組織から脱退しました。

 父の変化に従って、奇跡も現われました。体がますますよくなって、元気になり、話す態度も温和になって、まったく別人のようです。これは父が真相を分かった後の善の報いだと私に分かっています。法輪大法の前で、花崗岩はついに砕けました。父の変化から、佛法の無辺の力と洪大な恩を深く感じました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/19/309430.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/23/150704.html)
 
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