新しい学習者「苦難の人生に転機が訪れた」
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文/中国の法輪功新学習者

 【明慧日本2015年6月30日】数年前、主人による家庭内暴力を避けるため、私は主人への恐れと恨みを持ったまま、家を出て、孤独な一人暮らしの生活を送り始めました。靴の修理をして生計を立て、人生の目標もなく、ただただ虚しい日々を送っていました。

 2011年のある日、二人の人が私のブースを訪れ、「三退すれば、平安が得られる」と教えてくれました。彼らが本心から、私のために言ってくれているのを感じ、私はすぐに三退しました。その後、彼らと何回か会っているうちに、久しぶりに親近感を持ち、師父の慈悲なる導きと同修達の助けの下で、私は修煉し始めました。

 学法を通じて、私は人間の裕福と貧困、幸せと不幸には因縁関係があることを教わりました。その後、私の人生観が大きく変わり、世間における自分の怨縁などを気にしなくなり、胸にあるのは、師父への御恩と感謝、また同修達の無私な助けへの感動でした。私は靴の修理を仕事とし、家族から遠く離れて暮らしていますが、人生の目標を見つけることができました。それは自分を良く修め、法を正す師父に手伝い、師父について家に帰ることです。

 私は靴の修理時間を利用し、靴を直しに来る人々に真相を伝えたところ、大多数の人たちはこれを信じてくれました。

 ある日、野菜売りのおばあさんがやって来てので、私は彼女に真相を伝え、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じるよう勧めました。彼女は字が読めず、覚えられないと言ったので、彼女に真相資料を渡し、帰宅してから主人に読んでもらうように言いました。

 それから一カ月が経った頃、彼女は再び来て、目上の人にキリスト教徒になるよう勧められた、と言ってきました。私は彼女にそうせずに、時間があれば「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を多く念じるように教えました。また、彼女は今、耕している田んぼは借りているもので、地主は違約し、土地を取りあげたうえ、彼女に違約金を払わないと言いました。私は「今の社会の良くない気風は、皆中国共産党の無神論によるもので、その地主は悪いことをしたため、業を作り、徳を失います。彼が失った徳の全ては、あなたのものになります。大法を修煉している人なら皆知っていますが、その徳はお金で買えないほど、大変貴重なものです」と言って彼女を慰めました。彼女は私から教わると、家で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と常に念じていたら、半身不随だった主人が少し動けるようになったと言いました。

 三か月後、彼女は再び私のブースを訪れ、自分の近況を教えてくれました。自分が栽培した野菜とねぎは地主に取られ、売られてしまい、本当に生活が苦しいです。私は引き続き自分が学んだ大法の法理をもって彼女を慰め、「全てを良い方向へ考え、もしかすると得たものは失ったものより、多いかもしれない」と教えました。少し心が楽になった彼女に、私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を継続して念じていると、必ず福報が得られると教えました。彼女は「安心してください。もう気にしません」と言いました。真相を知ってから、地主にやられても恨まない彼女を見て、私は再び感動しました。やはり人間社会の恨みを解消できるのは、師父の法しかありません。

 それから一カ月経ったある日、ある男性が私のブースを訪れました。彼の後ろに野菜売りのお婆さんがいました。お婆さんはその男性が自分の主人だと紹介し、感謝しに来たと言いました。彼女は男性を指さしながら言いました。「彼は半身不随になってから数年が経ちますが、私が家で『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じていると、彼も一緒に念じ、見ての通り、数か月念じると彼は、半身不随が治りました。今では、私の一家全員が念じています。今日はそのお礼と感謝を言いに来ました!」

 私は、「慈悲なる師父がすべての衆生を救って下さっています。私にではなく、私たちの師父に感謝して下さい」と言いましら、彼らは「そうですね。大法の師父に感謝致します!」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/27/311492p.html)
 
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