吉林省の女性法輪功学習者が3年6カ月の判決を受ける
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明慧日本20151028日】吉林省吉林市の法輪功学習者・黄秀環さん(54歳女性)は、留置場に11カ月拘禁された後の今年826日、吉林市龍潭区裁判所に懲役36カ月の実刑判決を宣告された。裁判所は黄さんに対する裁判のことを黄さんの家族に知らせなかった。裁判後、黄さんは不服として、控訴した。

黄秀环

黄さん

黄さんは龍潭区に在住で、純朴で善良的な人と言われている。夫は10数年前に亡くなり、黄さん1人で息子を育て、つらい日々を過ごした。しかし、黄さんは法輪功を学んで心身ともに健康になり、生きる希望を持ち、いろいろなアルバイトをして子供との生活を維持し、子供を大学に行かせた。

昨年1114日午前、黄さんは近くの村に行き、法輪功のことを印刷されているカレンダーを配ったため、缸ヨウ鎮派出所の警官に、無理やりパトカーに押し込まれて連行された。

その後、警官は黄さんの自宅に行き、誰もいない家を家宅捜索した。警官はパソコン2台、ペーパーカッター、携帯電話3台、プリンター2台、法輪功関連書籍、法輪功創始者の写真、現金などの私物を押収した。

黄さんの息子と姉はほかの地方から黄さんの家に駆けつけたが、警官が黄さんの家の鍵を押収したため、家に入れなかった。18日、息子は派出所に行き、鍵を返すようにと求めたが、返してくれなかった。25日、黄さんの兄も派出所に行き、鍵を返すことを要求したが、聞き入れてもらえなかった。

しかたなく、息子はドアを壊して家に入ったが、家の中のものがあちこち散らかっていた。

家宅捜索された後、多くのものが散乱した黄さんの家の様子

警官は黄さんを拘禁した後、黄さんと家族の面会を許さず、着替えを渡すことさえ許さなかった。息子は何度も留置場に行って、母親と面会することを求めたが、母親に会えなかった。

情報筋によると、黄さんは留置場に拘禁された後、警官に従わなかったため、ズボンを破られるなどの迫害を加えられたという。

今年826日、裁判所は黄さんの家族に通知せず、不正裁判をし、黄さんに実刑判決を言い渡した。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/13/317489.html)
 
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