黒竜江省女子刑務所:18人の女性法輪功学習者 断食で抗議
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 【明慧日本2015年10月28日】黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者・高玉琴さんは刑務所で煉功し続けたとの理由で、省の女子刑務所で拷問を受けた。同刑務所第11監獄区の18人の法輪功学習者は、刑務所側に「人権・信仰の自由・憲法、法律を尊重し、高さんに対する拷問を停止せよ」と要求したが拒否された。そのため、18人は12日から断食をして抗議をし、高さんに対する拷問をやめるよう求めている。

 かつて高さんは、リウマチ性心臓病、低血圧、胆のう炎、偏頭痛などの病気を患い、気性が荒く態度も悪かった。1998年に法輪功を学び始めた高さんは全ての病気が完治し、穏やかで家庭も円満になった。

 昨年5月12日、高さんが自宅で洗濯をしていた時、穆稜(もくりょう)市公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行され、捜査令状、逮捕状などの書類もないまま、パソコン、プリンタ、カメラ、携帯電話などを押収された。

 市国保大隊の警官および河西郷派出所は、高さんに「抻刑」(四肢を引っ張る拷問)を加えた。そのため高さんは歩けなくなった。また殴られて前歯が抜け、意識不明になってしまった。高さんは当日の夜、市の第二留置場に送り込まれた。

 高さんの家族は弁護士2人を雇ったが、留置場側は弁護士との面会を禁じた。弁護士が何度も告訴した結果ようやく面会できたが、市の検察庁に資料を調べに行った時、何度も邪魔をされた。

 昨年11月21日、裁判所は高さんの弁護士がいない状況下で、高さんに懲役4年の不当判決を宣告した。高さんは上訴したが、市の中級裁判所は判決を維持すると宣告した。

 今年4月15日、高さんは省の女子刑務所に移送された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/16/317635.html )
 
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