【明慧日本2015年11月12日】彼女は佛教の中で30年も修煉し続けてきた仏教徒です。10歳の時からお母さんを失い、とても病弱な身体でした。病気を治すため、彼女は人の紹介で、佛教を信仰するようになりました。最初の頃、確かに効果がありました。しかし、社会の道徳水準の下落に連れ、特に中国共産党の弾圧により、廟を訪れる人は、真に神様を信じるのではなくなり、名利を求めてくるようになりました。そして、これらの人の求める心により、キツネやイタチなどの憑き物が廟に持ち込まれ、仏像の中に居座るようになりました。それで、佛教を信仰する彼女が憑き物に付かれ、彼女の病気が一層多く、ひどくなりました。
法輪功を修煉する彼女の親戚が、「神様はもう廟(訳注:びょうとは、みたまやのこと。また、祖先の霊をまつる建物)にいなくなり、去っていったので、今は法輪大法しか衆生を救い済度していません。法輪功は道徳を高めることができるだけではなく、健康保持と病気治療の効果もとても素晴らしく、本当に修煉できる功法です」と彼女に勧めました。しかし、彼女は迫害を恐れ、「私は法輪功を修煉しません。私が連行されれば、私の家庭までバラバラになります」と修煉を断りました。
それから数年経ちました。ずっと一昨年の4月から、彼女は胃からの出血が続き、水もごはんも食べられず、市の病院へ行きました。しかし、彼女があまりにも、ガリガリに痩せこけていたので、点滴も打てません。薬も飲めないので、入院しても回復の見込みがないので、家に帰って葬式の準備をしたほうがいいと医者に言われ、入院を拒否されました。他の病院へ行っても、同じく拒否されました。仕方なく、彼女は地元に戻り、地元の病院に入院しました。
彼女は病院のベッドで寝ていると、自分の体にびっしりとヒルが、くっついているのが見えました。寝返りを打つと、下敷きになったヒルの鳴き声も聞こえてきました。左腕に4センチほどのヒルがくっついているのを見て、彼女は力いっぱいにヒルを引きちぎって、地面に叩き捨てました。ヒルがついていた傷口からは血が流れ出ました。それから毎晩、3日間続けて、誰かが講義をしてくれるのが聞こえました。しかし、その講義は、同じ病室の他の人には誰も聞こえませんでした。彼女はこのまま入院していても、お金の無駄使いだと思い、退院しようとしました。しかし、病院側は退院させてくれないので、彼女は手続きをせずに、家に帰りました。
家に帰ってからは、家中が白い豚だらけで、下水道からは続々と豚が這い上がってくるのが 彼女には見えました。これらが全部他の空間の良くない霊だと分かりましたが、彼女には取り除く力がありませんでした。村人が「早く、家族を呼ばないと、葬式をし出てくれる人もいませんよ」と心配しました。その当時は、長男と嫁が家を留守にしていましたし、主人も外地で次男を手伝って2人の孫の世話をしていました。
絶望に陥った彼女は、無意識に法輪功の真相資料に目を通すと、佛教経典に記載された伝説の花「うどんげ」が咲いた記事を見ました。彼女は佛教の経典から「うどんげ」の花が3000年に一度咲くと、転輪聖王が現世に出現すると知っていました。彼女は直ちに手を合わせて、「師父、あなたが即ち転輪聖王であられ、この世に下って、衆生を救い済度しておられるとは知りませんでした。私は迫害を恐れて、数年前の修煉の機縁と、すれ違ってしまいました。あれから今日まで至り、今まさに、このままでは死を待つしかないのです。今日幸運にも師父のことが分かり、この遅れてきた弟子を、どうか受け入れてくださいませんか? 必ず師父について最後まで修煉いたします」と師父にお詫びしました。
その夜、彼女の両耳のもとで、何かが回って風を切るような音が聞こえ、法輪功の師父が体を浄化してくださっていると分かりました。2日後、体を完全に調整し終え、彼女はご飯をモリモリ食べれるようになり、体も回復しました。彼女はすぐに法輪功を修煉する親戚の家を訪ね、法輪功を修煉したいと言いました。親戚が法輪功の師父の説法ビデオを見せてくれました。師父の声を拝聴すると、どこかで聞いたことのあるような声でしたので、そうか! 病院で講義を聞かせてくださった方の声だ! と彼女はすぐに思い出しました。「この方は、つまり私が、ずっと長い間探し求めていたお方で、師父ですね」と分かりました。それから彼女は大法を修煉し始めました。
健康になってから、彼女は退院手続きをするために病院へ行きました。死にそうな彼女を診(み)ていた医者たちは、たいへん驚きました。なぜ健康になれたのかと尋ねました。彼女は大法の師父が助けてくださったと伝えました。村人も彼女を見て、大法の不思議さを知りました。彼女は人に会うたびに、大法の素晴らしさを伝えています。村の幹部は「あなたの話を全部信じます。ただ警官に連行されないように、身の安全に注意してください」と言いました。彼女は「大法が私の命を助けてくださったのに、大法の素晴らしさすら言えないのなら、師父に何も恩返しできないし、それなら、私は善の心もない人になるのではないか」と村の幹部に諭しました。
〈続く〉
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/2/153493.html)