同修の皆さん 座禅時に眠ってはならない
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 【明慧日本2015年11月12日】私達の煉功拠点では座禅している時に、約半分ぐらいの同修が眠ってしまい、途中で暫く目を覚ましても、また再び眠ってしまいます。この状況は既に、2年間以上続いています。

 このことについて、同修と個別に交流しました。一部の同修は、自分が眠ってしまったことを意識できていますが、なかなかこれを乗り越えられなく、結局、眠ってしまってどうしようもないそうです。

 私もたまに、眠ってしまうことがありますが、しかし一旦このようなことが起きたら、必ずもう一度座禅をします。意識をはっきりさせ、二度と眠らないようにしています。眠ってしまう表面的な原因は、恐らく、朝早く起きて煉功をしているので、睡眠不足になったからでしょう。かつて、私はいつも朝早く起きて煉功をしていた時に、常に眠ってしまいました。朝早く起きない時は、眠っていませんでした。原因はともかく、座禅の時に眠ってしまったら、結局煉らないことに等しいのです。毎日早く起きて煉功するのは、表面から見れば非常に精進していますが、眠ってしまうと煉らないことになります。

 以前、私の地域に高齢の同修の一人が、病を乗り越えられなくて亡くなりました。その同修は一晩中真相電話をかけることを、何年間も続けていて、睡眠時間は1、2時間しかありませんでした。大変頑張っていましたが、しかし彼女は、座禅をしていた時に、常に眠ってしまいました。多くの同修に注意されましたが、重視せず状況を改善しませんでした。いったい彼女は、なぜ旧勢力に命を奪われたのか分かりませんが、しかし、何年間も煉功の時に眠ってしまっては、それは何年間も煉功していなかったことに等しいのではないでしょうか。それは大きな漏れではありませんか。

 師父の関連説法を復習しましょう。

弟子:夜間、神通加持法を煉って座禅している時、すぐにうとうとして眠ってしまいますが?

師:これは絶対にいけません。必ずこの欠点を克服してください。そうでなければ、修煉するのはあなた自身ではなくなってし まいます。わたしたちは修煉していることがはっきり分かっていなければなりません。座るとすぐに眠くなるのは、実は煉功しておらず、ただ座って眠っている だけです。これも妨害です。[1]

 師父はまた次のように説かれました。「このような状態の中で煉功すれば、身体が最も充分に変化を遂げる状態に達するので、いちばん良い状態なのです。ですからわれわれは、あなたにこのような状態で入静することを要求するのです。しかし眠ってしまったり、ぼんやりしたりしてはいけません。そうすれば良いものは煉功している他の人にもっていかれるかも知れないのです。」[2]

 同修のみなさん、この問題を重視して、乗り越えましょう。睡眠不足なら、睡眠時間を適当に増やしましょう。あるいは、発正念か意志力を強めて克服しましょう。いずれにせよ、煉功時には、必ず頭がはっきりしていなければなりません。睡眠不足のまま、眠ってしまっては本当にいけません。

 以上個人の見方ですが適切ではなければ、是非、慈悲なるご指摘をお願いします。

注:

[1]李洪志師父著作『轉法輪法解』

[2]李洪志著作『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/8/318802.html)
 
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