河北省:実刑判決を下された法輪功学習者の家族が江沢民を告訴
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 【明慧日本20151114日】河北省深州(せんしゅう)市の法輪功学習者・李玉想さん(48歳女性)は昨年1217日、衡水市と深州市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に家宅捜索をされて連行された。

 今年423日、深州市裁判所は、李さんに対して不当開廷した。法廷で李さんの弁護士2人は、法律に基づき、李さんに無罪の弁護をした。

 しかし、その5カ月後、裁判所は李さんに懲役4年の実刑判決を宣告した。そして、判決の結果を不服として、李さんは控訴した。

 李さんはいまだに衡水市留置場に拘禁されており、拘禁された後に家族との面会を一度も許されなかった。

 今年7月、李さんの家族は李さんの代理人として、最高検察庁、最高裁判所に法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する「刑事告訴状」を郵送したという。

 李さんの家族は、告訴状に李さんが受けた迫害事実を書いた。

 李さん夫婦は農業をしていた。夫婦ともに法輪功を学び、「真・善・忍」に従って自分を律し、より良い人になるようにと努力していた。毎日、農作業を終え、夫婦は法輪功の本を読み、法輪功の功法を練習し、幸せに暮らしていた。

 しかし、1999720日から、江沢民が法輪功への弾圧を開始した。それから、李さん一家はいつも、警官に嫌がらせなどで、生活をかき乱され穏やかな生活ができなくなった。

 2001年冬、李さん夫婦は自宅から、東安荘郷派出所の警官に連行された。派出所で夫は裸足で外に立たされ、棒が折れるまで殴打された後、立っていられず、しゃがむこともできない鉄の籠に閉じ込められた。多くの拷問、侮辱を受けた夫は精神異常の症状が現われ、帰宅させられた。

 李さんは労働教養処分3年を下され、石家荘労働教養所に収容された。家に残された10歳と7歳の息子は親戚に頼るしかなかった。

 帰宅した夫は精神異常で7年のうち、4回も家出をした。ある冬、夫は家出をし、数日後に滄州市で発見され、全身、傷だらけで足がしもやけになり、家族の顔もわからなくなった。2009年に、夫は家出をした後、いまだに見つかっていない。

 李さん1人で息子たちを育てた。20141217日、李さんは長男が結婚用の布団を作ったとき、突然、家に不法侵入された警官に連行された。警官らは李さんの家にあるパソコン、プリンター、現金4000元などの私物を押収した。そして、李さんは今年5月に不正裁判を受け、実刑判決を下された。

 この数年、江沢民が法輪功迫害を起こしたことで、李さんは苦しめられた。

 家族は告訴状に「江沢民は全国のメデァを利用して法輪功を誹謗中傷し、司法関連部門を利用して、法輪功学習者に残酷な迫害を加えました。憲法を無視し、国民の基本的人権を侵害し、罪を犯した江沢民を告訴します。江沢民を制裁し、国民は法律で守られる生活ができるように望みます」と最高検察庁、最高裁判所に、江沢民を制裁するよう求めた。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/20/317794.html)
 
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