河南省:女子刑務所の残酷な拷問の実態
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 【明慧日本2015年11月14日】河南省新郷市の女子刑務所は、法輪功学習者に迫害を加担する専門の場所であり、さまざまな残酷な拷問がある。

 南陽市油田の法輪功学習者・王万栄さん(60代)は、懲役5年の不当判決を宣告され、2013年10月に当刑務所に拘禁された。情報筋によると、王さんは迫害に協力しないとの理由で5、6人の囚人に押さえられ、強制的に髪を切られ、囚人服を着せられた。また、刑務所に3カ月間拘禁された。

 王さんは警官の煉功禁止に抗議するため、断食を始めた。しかし、警官は王さんに1日3回灌食した。その結果、王さんの胃袋は破れ、鼻が腫れ、さらに刑務所に20日間あまり拘禁され、1日水2杯のみ支給されたという。

 また、いわゆる「敏感日」になるたび、警官は王さんを刑務所に閉じ込めた。今年9月、王さんは再び刑務所に拘禁され、頭はヘルメットのような金属製の硬い物をかぶせられ、口だけを出させるという、迫害を受けた。その結果、王さんの腕や足は動かなくなったという。

 同市の法輪功学習者・範金平さん(60)は2013年8月29日に当刑務所に移送された。隊長は囚人を唆し、毎日、範さんに法輪功を誹謗中傷するDVDを見せた。範さんは早朝5時に起こされ、夜十時まで洗脳されていた。さらに、関係者がご飯の中に毒物を挿入したため、範さんは頭痛、全身無力の症状が現れた。毒物が発見されてからは、挿入をやめたという。

 鄭州市の法輪功学習者・王玉梅さん(69)は、警官に「肺結核の症状がある」と言われ、病院で身体検査され、強制的に薬を飲まされた。2013年11月5日、王さんは受けた迫害を暴露したとの理由で、5、6人の囚人に灌食された結果、歯が抜けた。また、いわゆる尋問を受けた記録に署名しないため、1週間刑務所に拘禁されたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/7/318787.html )
 
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