遼寧省 法輪功学習者の7人が不正裁判
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 【明慧日本2015年11月28日】(明慧ネットのレポーターから遼寧の報道により)遼寧鞍山市の郭淑芳さん、唐超さん、商静さん、張旭さん、龍剛さん、姚元東さん、高素娟さんの7人の法輪功学習者が、同じところで同時に連行された。しかし裁判所に意図的に4つの開廷日の法廷に分けられ、それぞれ昨年に8月21日、8月28日、9月4日、9月11日に開廷した。

 昨年9月11日、郭さんの2人の弁護士は、裁判所で安全検査を受けた時、裁判所の職員は「安全」のためといい、弁護士のベルトを取り上げた。弁護士は自分のズボンを手で押さえて法廷に入るほかなくて、そのまま郭さんの無罪の弁護をした。

 唐さんの弁護士は、裁判所が指定した法律支援の弁護士である。指定された弁護士は、最初は唐さんが軽く法律に違反したと思ったので、軽い有罪程度で弁護するつもりだった。しかし、郭さんの弁護士の無罪弁論で、中国の憲法、刑法と国際公約、普遍的な価値観に基づく論述を耳にした後、唐さんの弁護士は法廷で「国外でも国内でも、どの法律に基づいても私の弁護人の唐さんは犯罪を犯していないので、唐さんは間違いなく無罪だ」と主張した。法廷審理は午後2時に終わった。

 昨年9月4日、鉄西区裁判所は張さんと龍さんに対して開廷した。弁護士は張さんの無罪を弁護し、同時に警官が龍さんの家から家財を押収し、そして開廷前に証拠を隠蔽(いんぺい)した事実と鞍山市鉄西国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の不当連行は違法だと非難した。龍さんの母は、弁護士の確かな根拠がある弁護を聞いた後「私は最初は息子が有罪だと思っていましたが、今、息子が無罪であることがはっきり分かりました。あなた達が息子を連行する罪を犯したので、私はあなた達を告訴します」と言った。

 張さんは自分の無罪を主張した時に、堂々と「法輪大法が人の心を善良にして、健康になることを教えている」と法廷にいる人々に訴えた。さらに「自分が法輪功をやることは、犯罪ではない」と言った。裁判官や検察官と他の人々は、彼の述べることを黙って、静かに聞いた。

 昨年8月28日、法輪功学習者の商さんの裁判が、不正に開廷され、弁護士の2人は無罪を主張した。

 同年8月21日、姚さんと高さんの夫婦は、不正な開廷に遭った。そこで二人は自分で弁護し「法輪大法の修煉は犯罪ではない。逆に、とても素晴らしいことです」と述べた。

 2013年10月27日18時に法輪功学習者の郭さん、張さん、唐さん、商さん、高さん、姚さん、龍さんの7人が、鞍山市鉄西区で瀋陽市公安局と鞍山鉄西公安支局の警官に連行された。警察は3回(3月25日、4月2日、5月6日)に分けて開廷を企んだ。昨年5月23日にこれらの件が証拠不十分で、鉄西公安支局に差し戻された。しかし、国保大隊と610弁公室および公安局は、7人を引き続き拘禁し迫害した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/7/298650.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/13/146364.html)
 
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