【明慧日本2015年11月29日】遼寧省大連市の法輪功修錬者・王希梁さんは、同市にある会社の財務部経理担当である。王さんは7月13日、最高検察庁と最高裁判所に法輪功迫害を発動した江沢民に対する告訴状を郵送した。
1994年7月、親戚の紹介で王さんは法輪功を学び始めた。
王さんは法輪功を学んでから、善を持って人と接し、人のことを優先させるようになった。人生観が変わり、道徳も向上し、心が広くなった王さんは、1994年11月、匿名で希望プロジェクターに2万元を寄付した。(そのことが翌日の新聞で報道された)
そして、三世帯同居している王さんの大家族は、毎年「仲良し家族」として受賞した。王さんは健康を得て、仕事に専念し会社に貢献できたので、普通の職員からリーダーに昇進した。
しかし、1999年7月20日、江沢民が法輪功への弾圧を開始した。同年11月22日、王さんは本名で明慧ネットに文章を発表した。文章で王さんは、一家が法輪功を学んで体験した法輪功の素晴らしさや、心身ともに受けた恩恵など、法輪功が百利あって一害もないことを説明した。
文章が発表されて3日目、大連市金州区と開発区の警官は王さんの勤め先に行き、王さんを連行して金州区留置場に拘禁した。2000年5月、金州区裁判所は王さんに対して不当に開廷し、懲役3年、執行猶予3年の判決を下した。
2001年1月22日夜、金州区公安局の警官5人は、王さんの会社の壁を乗り越え、理由もなく会社で当直していた王さんを連行した。王さんは金州区留置場に拘禁された。留置場で王さんは奴隷のような労働を強いられた。
その後、王さんの家族は、公安局側に王さんを連行した理由を求めたが、正当な理由がなかったので、王さんの解放を強く求めた。そして公安局側が家族に、1万元の保証金を支払わせて王さんを解放した。
告訴状で王さんは「私は法輪功を学んでいます。江沢民が法輪功にでたらめな罪を着せ、法輪功迫害を引き起こしたため、私は侮辱され拘禁されて、3年の実刑判決を受けるなどの迫害を受けました。最高検察庁と最高裁判所にお願いがあります。だまされた中国の民衆に法輪功の真実を教えてください。そして、江沢民の刑事責任を追及してください」と述べた。