文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年1月12日】師父の評注『人を救っているのに人の反感を買っている』を学び、感じたことを書きたいと思います。法を正す過程の推進につれ、同修の衆生を救い済度する足取りも速まっています。本来、このような局面は喜ばしいのですが、中国大陸の共産党文化の影響で、このような神聖な行いにも違和感を感じる時があります。
中国国内の小規模交流会での話です。同修が「自分はどのようにして、真相が書かれてる卓上カレンダーを大量に配ったか」の体験を紹介しました。同修は「真相卓上カレンダーをできるだけ早く衆生の手に渡すために、自宅訪問形式を取りました。隣人を装って各家を訪ね、カレンダーを配りました」と話しました。この同修は自分のやり方に疑義が呈されることを見込んで、交流するときに「現在、都会では近所同士はほとんど顔見知りではなく、自分が本当に近所かどうか確認する人はいません」と強調しました。この同修はしばらくこの方法でカレンダーを配りました。その影響で、周囲の同修たちも相次いで彼を真似ました。
少し前、その同修が自ら催した交流会で、不当に連行されたという消息が流れてきました、その時、一緒に不当連行されたのは、その交流会に参加した同修全員で、重大な損失を被りました。この同修は現在違法裁判をかけられています。
他人を欺く方法を使って神聖なことを行ったのが、不当連行された理由か否かはわかりませんが、このような 方法で「真・善・忍」を広めることは決して師父が望まれてることではないことは確かです。
ある日、私は一人の同修に会いました。その同修は「自分はどのようにして、大法に反対する常人を叱責したか」を誇らしく話してくれました。いきさつはこうでした。その同修が常人に真相を話した時に、相手が拒否して、大法に不敬な言葉を発し、去っていきました。すると、その同修は先の常人に追いついて、大声で相手をしかりつけ「罰が当たる」などの言葉を投げました。その常人はすぐさま警察にこの同修を通報しました。その同修は「言葉を投げつけておけば法を実証してることだ」と言いました。中国共産党文化の争う心をもっていれば、法を実証するこができないうえ、法に対する不敬なことなのです。このようなことが中国大陸ではしばしばあります。
また、同修が真相を伝える電話をかけているときに、相手は「私はビジネスマンで、携帯電話を7台を持ってるが、法輪功の真相電話が昼も夜も私のすべての携帯に自動音声でかかってくる。そのため、追い詰められ、私の精神は崩壊寸前だ」と話していました。
我々中華民族は五千年の歴史を持つ文明の国で「仁、義、礼、智、信」の伝統文化はかつて全社会の道徳基準でした。中国共産党文化の野蛮な侵入により、国民は一歩ずつ真の伝統文化を投げ捨てました。その結果、国民に災いをもたらしました。
大法を修めている者に現れた、このような中国共産党文化に植え付けられた極端な行動は、師父が要求された三つのことに挽回のできない破壊作用を働かせているのです。今後、私たちは師を信じ、法を信じて、できる限り、中国共産党文化が私たちの身に現れてくる頻度を少なくして、このような行為がなくなるまで、内に向けて良く探し続けることです。
最後に師父の法をもって同修の皆さんと励まし合いたいとおもいます。「皆さんが純粋で浄らかな心の状態の下で行うことこそ、最も良いことで、最も神聖なのです」[1]
注:
[1] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「再認識」
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