法輪功学習者(70)迫害され足かせのまま入院(写真)
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 【明慧日本20161月13日】黒竜江省牡丹江市林口県の法輪功学習者・万福蘭さん(70歳女性)は連行されて留置場に拘禁され、2カ月過ぎた。留置場の迫害により体が麻痺してしまい、自立生活ができなくなった万さんは、牡丹江公安局病院に入院した。昨年115日、弁護士が万さんに面会しに行ったとき、足かせをつられたまま病床に横たわっている万さんの姿を見た。

万福兰

万福蘭さん

 万さんは病院の4階の端子の病室に入れられた。その病室の窓に有刺鉄線がついており、部屋に入る唯一の鉄の門にも24時間鍵がかかっていて、病室の中に警官もいる。ドアを叩くと、中にいる警官は、鉄の門にある手平大の窓を開けて話をした。

万福兰家属在医院的大铁门外徘徊等待,探视权被剥夺

万さんの家族が万さんに会うため、病室の外で待っている様子

 健康だった万さんは、昨年92日夜7時、法輪功の資料を配布しているところを、東街派出所の警官に連行され、17日に牡丹江留置場に拘禁された。家族は何度も万さんに会いに行ったが、面会を許されなかった。1019日、留置場の所長は「万福蘭は骨折した。公安病院で治療を受けている」と家族に知らせた。家族は病院に駆けつけたが、万さんと会うことが許されなかった。そのため、家族は30日、弁護士を依頼した。

 115日、万さんの弁護士は病院で万さんと面会した。

看守所长带一女警到来

公安病院にやって来た留置場の所長と女性警官

 万さんは病床に横たわって、オムツをつけられ、完全に自立生活ができない状態だが、足に足かせをつけられ、ベッドに繋がれていた。これを見て、弁護士は警官に「万さんは寝たきり状態なのに、なぜ、足かせをつけるのか? 逃げるのを恐れているのか」と聞いたが、答えなかった。

 万さんの介護は看護婦ではなく、留置場の囚人2人がやっていた。

 家族は、万さんの骨折が迫害によるものだと疑い、留置場の監視カメラの画像を閲覧することを要求したが、見せてくれなかった。

 現在、万さんは心臓病と胃病の症状も現われ、流動食しか食べられない状態である。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/20/319389.html )
 
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