【明慧日本2016年1月11日】四川省成都市の法輪功学習者・李暁波さん(男性)は昨年4月、懲役8年の不当判決を宣告された。現在、李さんは楽山市嘉州(かしゅう)刑務所の第九監獄区に拘禁されているという。
李暁波さん |
昨年12月29日、弁護士は刑務所へ行って会見を求めたが、看守は弁護士に「610弁公室へ行って会見の許可証を作るように」と言った。弁護士は怒りに震え「私たちは省刑務所の情報を公開し、違法な行為を暴露する。弁護士の合法的な会見に610弁公室という違法組織が干渉するのは何故ですか!? 私たちがするべきことは冤罪を暴露し、消滅させるのみです」と言った。
その1カ月前、カナダの駐中国大使館は四川刑務所管理局に連絡し、李さんの無罪解放を要求した。李さんが刑務所から解放される前に、カナダに居る李さんの息子と電話で通話するように要求したが、何回交渉しても刑務所管理局の担当者は「用事で出張している」と言って、電話に出ようとしなかった。
李さんは以前、仁寿(じんじゅ)県の副書記、蒲江(ほこう)県の県長に就任したことがあったが、後に辞任して行商を始め、不動産会社の社長となった。李さんは1996年に法輪功を学び始め、長年身についた中国共産党・官員の良からぬ習慣は消え去り、従業員から慕われるようになった。
李さんは法輪功を学んでいるとの理由で、懲役8年(2005年~2012年まで)を宣告されたことがある。そして、四川省徳陽(とくよう)刑務所に拘禁されて各種の残酷な拷問を受け、刑務所を出るときには左目がほとんど失明してしまった。
2014年4月、李さんは龍泉駅地区で法輪功の真相を通行人に伝えたとの理由で、再度拘禁され、昨年4月に四川省龍泉駅裁判所に懲役8年を宣告された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)