ワシントン「4.25」記念活動 中共の拷問を暴露(写真)
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 【明慧日本2013年5月6日】「4.25」記念日の前日の夕方、アメリカの首都・ワシントン周辺の約100人の法輪功修煉者は駐中国大使館の前に集まり、「4.25」平和請願14周年を記念すると共に、中共(中国共産党)当局による史上最大規模かつ冷酷極まりない迫害を暴露した。集会では数人の拷問体験者がその一部を語り、支持者と共に迫害停止を呼びかけた。

法輪功修煉者が駐中国大使館の前でろうそくを灯し、「4.25」記念活動を行う

馬春梅さんが中国で4回不当連行、2回労働教養を宣告され、数々の拷問を受けた体験を語る

速やかに迫害を終結させることを世界に訴える法輪功修煉者達

中共による法輪功修煉者の臓器狩り事件の真相が書かれた宣伝車

 黒竜江省牡丹江市の会計士だった于真潔さん(女性)は、法輪功の修煉を放棄しないという理由で、幾度も不当に連行され、裁判にかけられたことがある。于さんは労働教養所で滅多打ちにされ、吊るし上げや、電気ショック、中枢神経を破壊する薬を投与されるなど様々な拷問を受けた。また、娘や弟夫婦、妹も修煉を放棄しなかったため、相次いで労働教養所に拘禁された。于さんの父親は、息子と娘達が迫害されているという重圧に耐え切れず、亡くなった。さらに于さんは、上層部の命令により夫に離婚されたと告白した。

 同じく中国で迫害を受け、4回不当連行され、2回労働教養所に拘禁された馬春梅さんも辛い体験を告白した。馬さんは毒を塗られた針を刺されるどの拷問を日常的に受けた上、奴隷のように働かされた。さらに何度も血液検査を受けさせられ、危うく殺されそうだったという。

 夫はこの巨大な圧力に耐え切れず、馬さんと離婚した。馬さんの姉妹3人も修煉を放棄しないという理由で、次々と不当連行され、家宅捜索が行われた。父親は、ショックのあまり一晩で髪の毛が真っ白になり、母親も娘達を助けるために、命を懸けてパトカーの下に横たわり、連行を阻止しようと試みたが、警官に引きずり出され、絶望の淵に追い詰められた。馬さんの息子(7歳)は恐怖のあまり、夜中によく夢を見て母親を呼びながら目を覚ましてしまうという。

 これほどの迫害を受けたにも関わらず、馬さんは「迫害を受けても、私は始終『真・善・忍』に従って行動しました。より良い人間になろうと努力するのは間違いではありません。もし、誰も世の中の真理を守ろうしなければ、この世はもう終わりであるに違いありません。人々は私達の行動をいつか必ず認めてくれると信じています」と力強く語った。

 このような被害者は中国各地におり、世に公表することができたのは氷山の一角に過ぎない。海外に逃れることができた彼らの最大の望みは、1日も早くこの迫害が終結することである。

 証人達の精神に感銘を受けた現地の弁護士・ジャミル・ローレンス(Jamil Lawrence)氏は「彼らを支持し、共に戦うことができることを光栄に思う。この迫害は人権法を著しく犯している。法律の角度と人間性の角度から、国際社会は中共による法輪功への迫害を阻止すべきだ」と述べた。

 現在、中国大陸でも正義ある弁護士が次々と立ち上がり、法輪功修煉者を弁護するようになってきた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/26/272530.html)
 
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