中国村民らが連名署名し法輪功学習者の釈放を求める(写真)
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 【明慧日本2016年1月27日】中国山東省濰(イ)坊青州市譚坊鎮譚坊村在住の法輪功学習者・王義俊さん(男性・65才)が去年9月6日正午、正当な理由もなく当市の国保と当鎮の派出所に不法に強制連行され、家宅捜査を受けた。パソコンやプリンターなどの個人財産が没収された。同時に連行された学習者は10数名もいて、同じ目に遭った。4カ月以上経った現在も、王さんがなおも拘束されているため、地元の村民たちは当局に対し、連名署名し王さんの釈放を求めた。


王さんの地元の村人が連名署名し、中国当局に王さんの釈放を求める

 王さんたちを連行した翌日、当派出所の警官が身柄拘束された各家族に「拘留状」を渡し、「江沢民告訴」への関与について聞き取り調査をした。中国の法律には「拘留状」は身柄を拘束する前に提示し、拘束の理由なども知らせる必要があると書いてある。違法にも関わらず、学習者に対するこのようなやり方は、中国全土で蔓延している。

 その原因は元国家主席・江沢民が1999年7月に法輪功を迫害し始めた際、学習者に対し「名誉を汚し、経済を切断し、肉体を消滅し、殺してしまったら自殺と判定し、直ちに火葬する」などの絶滅政策を実施したからだ。しかし、絶滅されるどころか、法輪功は世界中に広がり、その素晴らしさが世界中で認められている。中国国内でも多くの中国人が目覚め、理不尽な迫害に立ち向かい始めた。

 王さんは日常生活の中で法輪功の教えに従い、常によりよい人になるのを心がけて、村人が公認する良い人である。しかし王さんは法輪功学習者であるとして、これまで7回当局に連行された。3年間の労働教養処分を2回言い渡されて、計6年間の過酷な獄中生活を強いられた。彼の妻も3年間の労働教養の処分を言い渡された。さらに16部屋ある家やバイク6台などの個人財産が没収され、支払った罰金は10数万元に上った。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/14/322211.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/1/22/154911.html)
 
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