文/河北省の大法弟子 超群
【明慧日本2016年3月24日】大法が迫害されている真相を伝える過程で、どうしても良い結果を出せない時がありました。自分の伝えた道理がちょうど良いと思っていても、相手を納得させることができず、真相を伝える時の内容の伝え方や心構え、語気などを改めても、やはり相手を三退させることができませんでした。一体、どこに問題があったのでしょうか? 私は深く掘り下げて考えようと思いました。
私は会社で、チャンスがあるたびに同僚たちに真相を伝えましたが、大法の良さに賛同しない同僚もいれば、中国共産党を擁護する同僚もいて、なかなか良い結果が得られませんでした。しかし、少しずつですが、日に日に同僚たちは思想が変わり、最後には真から共産党の邪悪を認識し、大法の素晴らしさを認めるようになりました。同僚たちの変化に意外さを感じ、原因を探した末に気づいたのは、彼らが変わったのは私の伝えた真相だけによるものではなく、日々の私の行動がもっとも大きな作用を働いていました。
私は会社の中で常に大法の要求に従って自分を律し、仕事を選ばず、汚くてつらい仕事であればあるほど自ら進んで引き受けました。自分の仕事をこなしてから積極的に他人を助け、いつも常人と違う大法弟子の姿を見せるように心掛けていました。まさに私のこれらの日常的な行動が、同僚たちを阻んでいた要素を溶かしました。
そこで私は一つの理を悟りました。もし私たち修煉者の全員が、真善忍の基準に則って厳しく自分を律し、いつでも、どこでも、誰に対しても、正々堂々と良い人になるように努め、過激にならず消極的にもならず、本当に下記の師父の説法の要求に従えば、われわれの衆生を救う環境は良くなるはずです。師父は「われわれのこの功法の大部分は常人社会の中で修煉するものなので、自分を常人社会から遊離させてはならず、醒めている中で修煉しなければならないのです。人と人との間は元通り正常な関係ですが、あなたの心性はいうまでもなくかなり高くなっています。心態も非常に正しく、いっそう自分の心性を高め、自分の次元を高め、悪いことをせず良いことをするように努めるのです。このようになっているだけです。」[1] とおっしゃっています。
世の人々が、我々の正念及び善行を通じて大法の素晴らしさを実感出来た時、自然に中国共産党による大法への誹謗中傷を看破できて、中国共産党の邪悪を見抜くことができます。同時に、私達がそう努めることによって旧勢力の按排を否定することになり、世人に大法を実証していることになるのではありませんか?!
皆さん、考えてみて下さい。もし私達の全員がよく実行していれば、どんなに良い環境を形作れるでしょう。そのような環境の中で世人に真相を伝えれば、どんなに良い効果が得られるでしょう。人々が私たちの善行を通じて大法の真の良さを知り、大法を尊重するようになれば、大法による福報を得ることは間違いありません。まさに師父は「人類は、大法のこの世で現れに対して、然るべき敬虔と尊重を示すことができれば、人々、民族または国に幸福や栄光をもたらすことができます。」[2]とおっしゃいました。
もし私たちがきちんと法の基準に沿って実行せず、自分を良く修めず、観念や執着を持ったまま物事を行っていけば、衆生にどのような真相を見せることになるのでしょうか? その場合は衆生を救うどころか、衆生に誤解を与え、大法から遠くへ突き離してしまうのではありませんか?
個人的な次元の限られた認識ですので、不足している部分があれば同修のご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の経文:『論語』
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