中国・遼寧省の許桂芹さんが不当裁判に
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 【明慧日本2016年5月8日】先月14日午前9時半ごろ、遼寧省撫順市の撫順県裁判所は、法輪功学習者の許桂芹さんに対して不正裁判を行った。許さんの家族、親友など10数人が傍聴した。

 許さんは費用と家庭の事情で弁護士を雇っていないが、自らの法律知識を用いて、法輪功を学んで受益したことを話し、続けて「法輪功は正法です。私は法輪功を学んで、健康を取り戻しました。より良い人になることを目指すのはよいことであり、犯罪ではありません」と述べた。また、法輪功の冤罪を晴らすことや、自分を無罪解放することを要求した。しかし、途中、裁判官に何度も阻止された。

 裁判は1時間以上かかったが、判決が出ないまま、休廷が宣告された。

 昨年11月10日、許さんはほかの2人の学習者と人々に法輪功の無実を伝えていた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者に不当に連行された。午後2時から3時まで、3人の家財は押収され、3人とも市南溝留置場に拘禁された。

 一方、ほかの2人は身体検査の結果が不合格であったため、当日午後11時に家に帰された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/29/327291.html )
 
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