協調人の仕事は「衆生を多く救うこと」を最優先に
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年7月6日】協調人は何をどう協調すればよいのでしょうか? これは今、多くの協調人の皆さんが考えていることです。個人的見解ですが、協調人は大きな視点から、全体の物事を考えなければならないと思います。協調の仕事は全面的に行い、仕事の内容の重点を際立たせなければならず、衆生を救い済度することを首位に位置づけるべきだと思います。

 私の地区の協調の現状から見て、同修が不当に連行されたとき、協調人は正念を発するようにみんなを集め、公安局、検察院、裁判所に真相を伝え、同修を釈放するようにと、要求しています。その過程は、往々にして非常に重い情を帯びて行っており、結果としてあまり望ましいものではありませんでした。また、同修が病業の関を乗り越えられない時に、同修を集めて、正念を発したり、学法をしたりすることを協調します。それは当然なことですが、ある協調人は表に出て衆生を救い済度することについて一言も言及しません。このような協調のやり方は師父がここ数年に説かれた法から逸脱しています。ここ数年間の師父の説法は衆生を救い済度することを最優先に位置付けておられます。協調人の私達としては、師父が必要とされることに円融しなければなりません、師父が要求されたことを行い、衆生を救い済度できるように協調することを最優先にしましょう。

 師父が延長して下さった今の時間の中で、協調人は同修を集めて師父の説法を良く学び、法の中で向上し、衆生を救い済度することを強めることは最大のことです。師父は「大法弟子は三つのことをしっかり行うべきです。現在、最大のことは衆生を救い済度することにほかなりません。多くの人を救ってください! これは即ち、最大のことです」[1]と説かれました。私の周りに、毎日表に出て三退を勧める同修は数少なく、1週間の内で、三退を勧めることに成功した同修はわずか数人です。また、ある同修はあっさり三退を勧めることをやめています。師父は「形勢は差し迫っています。これほど多くの生命が皆さんに救われ済度されることを待っています! 私は非常に焦っています」[2]と説かれました。

 そして、師父は希望と要求を協調人に言及されました。「私はずっとこのように話していますが、つまり責任者に所在地区の学習者をしっかり導くようにと要求しています。彼らが問題を起こすことを恐れないでください。最初は経験がないかもしれませんが、時間が経つと、 ノウハウを知るようになります。大事なのはいつも一緒に法を勉強し、彼らに責任の重大さを認識させることです。このようにすれば、徐々に良く行なえるようになります」[3]

 もし、協調人が常に同修を集めて学法し、法の中で交流し、同修の皆さんに、衆生を救い済度することの重要性と誓約を果たせなかったために招く結果を十分に認識させることができれば、その地区の同修は直ちに精進でき、もっとより多くの衆生を救うことを第一義のことと看做せるならば、今の形勢に大きな変化が起きると思います。協調人の皆さん、自分が良く行うと同時に、同修たちが衆生を救い済度する誓約を果たす手助けをして、私たちの使命と責任を全うしましょう。

 個人的な認識ですので、法に符合してないところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いいたします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法八』「二〇〇七年ニューヨーク法会での説法」
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
 [3] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/21/330172.html)
 
関連文章