カナダの国会議員 学習者・孫茜さんの解放を呼びかける
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 【明慧日本2017年7月31日】最近、数人のカナダ国会議員が各自の選挙区の選民を代表し、国会で政府にもっと声を出すように求め、中国共産党に対して直ちに無条件で、カナダ人の法輪功学習者・孫茜さんを解放するように要求した。

 明慧ネットの報道によると、孫さんは今年2月19日、不当に連行されて北京第一留置場に拘禁され、6月28日まで不当に拘禁を延長された。

'图1:六月十二日,保守党副外交事务评论家、国会议员Tom Kmiec要求加拿大政府发声营救孙茜。'
トム・ケミック国会議員

 6月12日、保守党副外交事務評論家のトム・ケミック(Tom Kmiec)国会議員が、国会でカルガリーの200人を超える選民のために請願書を読んだ。「請願人は、政府に孫さんが不当に拘禁されたことを指摘し、カナダ政府が救援の呼びかけをもっと多くやるべきですが、これまで何もやっていません」と、ケミック議員は述べた。

'图2:育空议员Larry Bagnell先生在国会宣读了两个请愿,要求政府放声要求释放孙茜,并停止迫害法轮功。'
ユーコン議員ラリー・ベグネール氏

 ユーコン議員のラリー・ベグネール(Larry Bagnell)は、国会で請願書2通を読みあげた。「一番目の請願書は60人のユーコン人が提出し、それにはこう書かれています。法輪功は『真・善・忍』という原則に基づく修煉です。請願書の中で、18年来、法輪功学習者は暴力を受け続けていることと、不当な迫害の被害者だと述べた。迫害はずっと世界中から非難され、その中には、国連とアムネスティ・インターナショナルも含まれています。選民たちは、北京で不当に連行されて拘禁されたカナダ人の孫さんを、直ちに無条件で釈放するように強く求めます」

 二番目の請願書は、40人を超えたユーコン選民が署名したものである。「数百万人の法輪功学習者が拘禁され、その中にはカナダ人の家族も含まれます。また大量の不当な拘禁や、強制労働、拷問、強姦、殺害、それに法輪功を誹謗中傷する宣伝などが行われています。請願書には一部の虐殺が臓器を摘出するためのもので、年間、6万〜10万件の移植手術が行われていることが書かれています。米国下院と欧州議会は、それぞれ昨年6月と2013年12月に決議案が通過し、良心の囚人から強制的に臓器を摘出する行為を非難し、またその行為の即時停止を呼びかけています。そこで請願人はカナダ政府に次のことを強く求めます。すべての機会を通じて、法輪功への迫害即時停止を呼びかけ、中国政府に迫害に参与した加害者を裁くように要求します」と述べた。

 エドモントンのマイケル・クーパー(Michael Cooper)国会議員が選民を代表し、国会で「請願書はカナダ政府が中国共産党によるカナダ人への不当な連行を非難するよう呼びかけます。また無条件で孫さんを即時に釈放するよう呼びかけます。これでは、政府が孫さんを支持する声がとても小さいと言わざるを得ません」と述べた。

 緑党の党首、エリザベス・メイ(Elizabeth May)国会議員やその他の国会議員達も、中国共産党に対して、法輪功への迫害を即刻停止するようにと請願を読み上げた。

 6月13日、ウレットル(Ouellette)議員が国会で「中国共産党政権による『真・善・忍』を信仰する法輪功学習者への前代未聞な迫害は、すでに17年にもなりす。数百万の学習者が不当に拘禁され、そのなかにカナダ人の家族が含まれています」と発言した。ウレットル議員は1999年7.20に中国共産党が発動した迫害に言及した。「広範囲にわたり不当な拘禁が行われ、そこでは強制労働や拷問、強姦、殺害が公然と行われていること、また、法輪功を誹謗中傷する宣伝について、主な人権機関が報道したことがあります」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/25/350197.html)
 
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