【明慧日本2016年8月28日】中国・河南省許昌市の法輪功学習者・王秀珍さん(60代)は、610弁公室の警官に濡れ衣を着せられて、今年7月14日、魏都区裁判所に不当に3年の実刑判決を言い渡された。
王さんは法輪功を修煉する前に結腸炎、腰痛、関節痛、頭痛、脳血管硬化症など多くの持病を患っていたが、1996年法輪功を修煉してから各種の持病が治り、真・善・忍の基準に照らしてよい人間になるよう努力してきた。勤務先や近所で非常に評判のいい良い人だった。
1999年法輪功を弾圧してから王さんは法輪功への信仰を放棄しなかったため、数回にわたり不当に連行され、家財を没収された。2000年5月11日、王さんは法輪功への迫害の真相を伝えるために上京した。天安門広場で警官に捕まり、警察のパトカー内で殴られてから長葛刑務所に送られた。そこで27日間不当に拘禁された。2001年6月29日、魏都区公安局の文建偉は、5人の警官を連れて家に侵入し、理由もなしに彼女を連行した。その後、許昌市刑務所に4カ月の間拘禁された。この期間中に、夫が持病を発病して治療費がかかったにもかかわらず、警官から数千元を揺すり取られた。
2006年8月5日午後、警官が再び王さんの家に押し入り、家財を差し押さえた。王さんは更なる迫害を避けるために、放浪生活を強いられ路頭に迷わざるを得なかった。2009年10月家に戻ってきたばかりの王さんは、再び当地の警官に連行された。2012年7月に息子の新婚生活の準備の支度をしていた際に、またもや警官が王さんの家に侵入し、法輪功の書籍などを没収した。2014年6月12日、王さんは神韻のDVDを配ったため、再び捕まり、楡林刑務所に13日間不当に拘禁された。
昨年許昌市610弁公室の責任者・王文輝は、着任したばかりで、政治資本を積むために、同年9月下旬に向陽通りの数カ所で法輪功を誹謗中傷する掲示板を設置した。同年10月10日王秀珍さんは、掲示板の前で法輪功の真相を伝えた際に、そこで潜伏していた警官に捕まった。今年4月15日、法廷で弁護士が王さんに無罪の弁護を行ったが、裁判官はそれを無視して今年7月14日に3年の実刑判決を下した。