【明慧日本2016年9月24日】河北省石家荘市の法輪功学習者・鄭蘭美さん(59歳女性)は8月16日、清真寺街の近くで、法輪功の資料を配っているとき、警官に新華区新華路派出所に連行された。夜10時半、手錠をかけられた鄭さんは派出所の警官に連出され、警官は鄭さんの家の、家宅捜索をした。
8月18日、鄭さんは拘留所に移送され、10日間拘禁された。
鄭さんは1997年から法輪功を学び始めた。鄭さんの夫は政府機関に勤め、可愛い息子がいて、一家は幸せに暮らしていた。しかし、1999年7月20日、江沢民が法輪功迫害を引き起こしたため、鄭さんの家庭は崩壊させられた。
2001年、鄭さんは法輪功の冤罪を訴えるため、北京に行ったが、警官に連行され、地元に送還されて留置場に拘禁された。その後、鄭さんは労働教養処分2年を科された。明慧ネットの報道によると、鄭さんは石家荘労働教養所で廃棄したトイレに拘禁され、小さい椅子に座らされ、両腕を背中に回され手錠をかけられ、手錠は椅子の足に繋がられ、腰をまっすぐに伸ばすことができない状態で、48時間放置された。その数日後、鄭さんは再び手錠をかけられ、5日間手錠とベッドに繋がられたままだった。そのため、鄭さんは高熱を出したが、警官に強制的に口を開けられたため、前歯がぐらぐらになった。その後も、鄭さんは睡眠を剥奪される迫害を加えられた。
鄭さんの夫は当局の圧力で鄭さんと離婚してしまった。それ以降、鄭さんはアルバイトをして生活を維持していた。やがて、目が悪くなった鄭さんはアルバイトもできなくなったため、最低生活保護を申請した。
昨年、鄭さんは江沢民を告訴し、自ら受けた迫害事実を書き述べた。しかし、そのために、地元の街道弁事処や居民委員会の役人が鄭さんの家に来て、鄭さんに「三書」にサインするようにと強要した。鄭さんは断ったため、最低生活保護費を止められたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)
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