【明慧日本2016年9月29日】中国共産党によって隠された洗脳班では、法輪功に対するでっち上げの誹謗中傷や、法輪功学習者への肉体的な残酷な拷問、精神的に洗脳しダメージを与える残忍な手段で迫害をすることを乱用し、それが公然と充満している。これらの洗脳班は中国政府が設置したものだが、秘密裏に行われているため、政府の部署リストの中には見当たらない。
表面的には休暇村に似ている
『ニュージーランド・ヘラルド』の9月18日の報道によると、表面では休暇村に似ているが、しかし、絵のような綺麗な風景の中にある建物は、あの闇に隠れた恐怖の洗脳班であり、中国共産党が法輪功学習者に対し拷問、恐喝をする場所である。
長い間、中国共産党は法輪功学習者に対して暴行を加え、ひいては殺害をしている。当局は罪の無い学習者を刑務所、留置場、洗脳班に入れている。洗脳班は中国共産党が作った国有機関だが、隠蔽されており、政府の部署リストの中には見当たらない。洗脳班の目的は法輪功学習者へのジェノサイトを狙っている。
洗脳班から逃れた法輪功学習者からの暴露
2006年11月、化工学院の大学院生の劉金濤さんは、ある山に送られた。到着したときには、すでに空が闇に包まれ、あたりが薄暗かった。
劉さんは「どこに連れて来られたかわからなかった。日が落ち、何もない、人気のない閑散とした休暇村みたいな場所だった。ただ山があり、建物があるだけの、外からは完全に封鎖されているところだな」と思った。
学校の中にも洗脳班を設置
劉さんは狭く、黒ぽい小屋に拘禁されており、洗脳や拷問を受ける時だけ小屋から外へ出られた。法輪功を誹謗中傷する動画を強制的に見せられた。これに抗議すると、他の部屋に引き摺られて行き、罵られ、監視され、見るように強要された。洗脳の目的に達していないため、警官らは私を労働教養所に入れ、洗脳を続けた
廃棄された多くの建物、政府ビルは洗脳班として利用されている。ひいては、学校の中にまで洗脳班が設置されていて、関係者以外は全くその実情を知らない。
電気棒で拷問
「拷問には、電気棒での拷問もあり、肌がえぐられるほどの重度のやけどをおわしたり、人を吊り上げ、両手、両足を脱臼するまで引っ張り上げ、法輪功を放棄するまで拷問し続けている」と被害者は、洗脳班で行われている数々の拷問を暴露した。
陳暁さんは3年半の間、労働教養を受けていた期間中、洗脳班に入れられて迫害された。「洗脳班で頻繁に行われる精神的にも、肉体的にも残忍な拷問を受け続けた。殴打され、長い時間尋問され、睡眠を剥奪され、強制的に法輪功を誹謗中傷する動画を終日見せられ、それを罵る録音を始終聞かされた」という。
張鳳英さんも同じことを洗脳班で体験したという。
現在、中国共産党は洗脳班を「再教育センター」に名義を変更したが、中でやっていることは全く変わっていない。
劉さんは「幼い時から中国共産党が如何に偉大であるとか、警官が如何にいいものであるとかいう誤った共産党の宣伝教育を叩き込まれてきました。しかし、自ら拷問を受け、共産党の良くない企みが分かりました。なぜ共産党はそれほどまでに邪悪なのか、私はいつも自分に聞いています」と言った。
「中国では、人々に見えること、報道することは、すべて中国政府がコントロールし、許可したことだけです。フェースブックのようなウェブサイトを使用できず、多くの迫害の真相が、特に洗脳班で行われている数々の残忍な拷問が、いえ、洗脳班の存在すらも隠蔽されています。中国人は、中国共産党の虚言に騙されています。それが17年にも及ぶ迫害が、未だに続いている原因ではないでしょうか!」