【明慧日本2016年9月7日】カナダ首相のジャスティン・トルドー氏は8月30日から中国訪問に出発した。バンクーバーの法輪功学習者は8月24日、首相が中国訪問する直前、バンクーバー市役所の前で記者会見を行い、法輪功への迫害を制止し、拘禁されている法輪功学習者、特に20人あまりのカナダの法輪功学習者の親族を釈放させようと呼びかけた。
カナダで12万人からの署名
今年7月中旬から、カナダの法輪功学習者は「車の旅sos」の法輪功が不法に迫害を受けている真相を伝える活動を始めた。今日まで、100以上の都市を経由し、5千キロ以上走り、中国共産党による「生体臓器狩り」の真相を届けた。活動は多くのマスコミの注目を集め、70社以上のメディアが報道した。
同時に、12万人を超えるカナダの人々からの署名を集めた。署名は、首相が中国を訪問している際、法輪功迫害の停止を中国側に要求するよう求めた。
首相官邸の官員は「人権問題について、総理は今回必ず言及するはずです。これはずっとカナダと中国との会談の話題の一つです。法輪功はカナダが特に注目する人権問題の一つです」と言った。
バンクーバーの法輪功学習者・アリスさんの母の唐華峰さんは、2014年正月に親戚を訪問した際、突然複数の警官に囲まれて不当連行された。唐さんはパトカーに乗せられたとき、ある警官は「俺はまずお前の心臓を摘出して、その後肝臓、腎臓を摘出してやる!」と叫んで脅かした。2日後、唐さんは病院に連れていかれ、血の検査を強要された。拘禁されている期間、唐さんは心臓の病気が現れた。アリスさんはカナダ首相の中国訪問の期間に、母の釈放を求めた。
バンクーバーの法輪功学習者・エルヴィスさんの姉夫婦は、今年7月中国国内で旅行していた際、強制連行された。2人も血と尿の検査を強要された。